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「SilverStream 810 Flows」新潟・サーフ&湾奥シーバス

新潟県の猪俣敬太さまより「シルバーストリーム810フロウス」を使用したシーバスゲームのレポートをいただきました。

新潟と言えば、日本でも有数のシーバスの熱いエリアです。豊かな河川にサーフ、港湾部とシチュエーションも豊富で、コンディションも良いと聞きます。何よりもシーバスアングラーの熱の高いエリアです。


今期発売の機種SilverStream 810Flows nanoでの使用レポートです。

今回は異なるシチュエーションで2本の良型シーバスを捕る事が出来ました。

私の住んでいる下越地方では、サーフから突き出た防波堤が多く並び、多少の波にカレントが合わさった条件にて、好釣果が出ています。この時は、1.5m前後の波があり、陸から沖へと強烈なカレントが効いている条件で、足元に沈みテトラが並ぶポイントでした。
14㎝のシャローレンジのミノーを使用し、ヒットしたシーバスはカレントに乗ってパワーと共に走ります。NANOブランクの強さが活かされる場面で、沈みテトラを強引に交わしながらのランディングに成功しました。
次に凪が続いている為、湾奥のポイントに入り、イナッコにボイルするシーバスを狙いました。ボイルして瞬間的に活性の上がったシーバスへ、ピンでミノーを撃ち込む釣り展開で捕った魚です。
NANOブランクの使用感ですが、最初は慣れが必要でした。独特な反発力がある為、いつもよりロッドにルアーウェイトをしつかり乗せて、リリースポイントを遅くするイメージです。
810Flowsはショートレングスながら、ルアーの飛距離が落ちる感覚は無く、パワーが必要とされる場面や、軽めのミノーでピン撃ちなど幅広く使えるロッドです。
パキパキの感度で軽さ重視のロッドとは違い、ブランクにどっしりとした安定感があり、多少ラフに使っても問題ない印象です。
ラインを使い分けたい為、2500番・3000番のリールを使用しましたが、リールの重さによるタックルバランスで、振り抜き感の違いは感じられないので、どちらも適合していると思います。
秋のシーズンが始まり、様々な場所でシーバスの釣果が聞こえてくる時期になって来ました。時間を見つけて楽しんで行きたいと思います。
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猪俣さん、いつもレポートありがとうございます。
新潟エリアではこれから冬に向けてハタハタパターンもありますね。九州に住んでいても、驚かされる魚が上がっており、憧れのフィールドでもあります。
シルバーストリーム810フロウスですが、ティップの繊細さに比べ、非常にバットパワーの強いロッドです。パワー表記をするならば、MHクラスはあると思います。それでいて使用感は繊細であり、感度は抜群です。私もメインで使っておりますが、慣れれば慣れるほど、強さを感じる不思議な感覚があります。個人的な感覚ですが、使い始めで感じた繊細さが体に馴染むとパワーが際立ってきた感じです。
基本的にはファースト寄りの調子で流れを感じつつ、食わせの釣りに徹するゲームに向いておりますので、中流域、河口、サーフ、港湾部まで幅広く使用できるロッドです。レングスもやや短めですが、遠投性能も高いので猪俣さんのおっしゃるとおり、ロッドに乗せて投げる感覚に慣れれば軽い力でキャスト可能です。
ちなみに、96フロウスは全く別の特性で差別化してあります。こちらもバットパワーはMHクラスに近いのですが、ロッド全体に張りがあります。ただしロッドの調子はレギュラーテーパーなので、ウェイトのあるルアーでも投げやすく、初速を出しやすい設計になっています。810フロウスがオールラウンダーならば、96フロウスは大型プラグ・シンペン・バイブ各種を遠投する性能に特化しています。持った感じは張りを強く感じますが、810と同じく乗せて投げる感覚で思い切り曲げ込めるようになると、驚くほどの飛距離が出せる筈です。
現在の納期は810フロウスは10月上がり分は完売で次回は12月生産を予定しております。
96フロウスは9月に上がり、現在、在庫がございます。どちらもよろしくお願いいたします。

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