フィールドスタッフの猪俣氏より、猪苗代湖にて、SilverStream 103 Flows nanoでの大イワナの報告を頂きましたので皆様にご案内させて頂きます。
以下、猪俣氏のレポートです。
———————————————-
【湖のショアキャスティング】
広大な湖でワカサギ餌に育った、大型のトラウト類に魅力を感じて、昨年よりこの釣りを始めました。実際はフィールドのスケールに圧倒され、パターンやポイントも解らずに惨敗の連続…。遠征組の自分にとっては辛い結果ばかりでした。それでも地元の方から色々と情報を頂き、次年度の解禁へ繋がる準備は整いました。
今年考えたのは使用タックルを見直す事。山間部特有の天候なのか、釣りが困難な程に荒れる日が多々あり、帰宅を余儀なくされる日が続き、この様な天候では、通常のトラウトタックルでは太刀打ち出来ないので、北海道で行われている[海サクラ]のタックルを湖に持ち込む事を考え、雑誌やSNSを参考にして、使い慣れた【SilverStream 103Flows nano】に28g~40gまでのジグミノーを使う戦略です。釣行当日は、予報で風速7~10m・目測で波1.5m、波打ち際から2歩~3歩下がらないと湖水をかぶる程の天候。
使用したルアーはジグミノーの28gと38gの2種類。リーダーを1.2mにしてノット部分をトップガイドから出しています。28gはフルキャストで、38gはロッドに乗せて7割~8割のパワーでキャスト可能。向かい風を切り裂く飛距離を得る事で、魚とコンタクト出来ないか?そう考えて実践した結果が1匹のイワナです。
17:30を向かえ、納竿が頭を過ぎる程に暗くなって来たので、ナチュラルカラーから赤金に変えての数投目に、魚が応えてくれました。ワカサギをたっぷり捕食した豊満なボディーに、回遊個体と思われる白っぽくもシルバーに近い魚体には、思わず見とれてしまいました。
湖に持ち込んだ[海サクラ]のタックルは、若干ヘビーかも知れませんが、条件によってはメインタックルとなり、遠投して魚を掛ける魅力があり、固定概念に縛られる事無く、もう少しこの釣り方を模索していきたいと思います。
使用タックル
ロッド: SilverStream 103Flows nano
リール: 18イグジストLT4000-C
ライン: VARIVAS アバニジギングパワーブレイドPE×4 1.2号
リーダー: ナイロンリーダー20LB 1.2m
ルアー: D-3カスタムルアーズ 福女子28g
フック: ケプラー10号+大アジ針16号 段差フック
毎度ご報告有難う御座います。猪俣さんの仰るとおり湖での使用となると若干オーバースペックになる部分も御座いますが、SilverStream 103Flows nanoはリリースポイントが広くロッドが押し出すように投げてくれる遠投性能が逆風の中でポイントまでルアーを届け、かつ高感度性能とシャープな操作感からルアー操作から掛けるまでの魚とのコンタクトをもサポートしてくれるはずです。ロッドの調子的にはクセの少ないレギュラーな使用感です。
同じ条件でのサーフの海サクラでの使用や、シーバス、ヒラメにもお勧め出来るモデルです。
現在、若干数では御座いますが在庫ありとなっており、海サクラシーズンに如何でしょうか。
猪俣さんまたのご報告楽しみにお待ちしております。