本日は弊社フィールドスタッフ猪俣さまより、RealCrescentシリーズでの新潟県バーチカルコンタクトによるアジ・サバの釣果レポートを頂きましたので、皆様にご紹介させて頂きます。
以下、猪俣さまのレポートです。
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【バチコン初チャレンジ】
バーチカルコンタクト=略して【バチコン】。オフショアのジャンルとして定着してきた、ボートから深場を狙うアジング。大型のアジが手軽に狙える事や、数釣れる事、様々なリグの工夫など、食味と釣りの面白さが人気に拍車を掛けています。
新潟近海では初夏から晩秋までと長く、夜便のイカ・サビキ釣りでの同船や専門に出船してくれる船もあり、食卓で馴染みのある魚をより身近に感じる釣りとして、バチコン人口が増えています。
私も夜イカで乗船した時の合間に楽しむ程度で、本格的にチャレンジするのは今シーズンが始めてです。まずは、どんなロッドが適しているのか?そこから考えて見ました。
持ち込んだロッドは3本。リアルクレセントシリーズのスピニング2機種【RC-55】【RC-65】。ベイト1機種【RC-57】です。
3機種ともPEの号数を変えていますが、使うリグは統一してみました。
バチコンのリグは、各メーカーさんによって推奨のリグが異なる様です。共通して言えるのは【仕掛けが絡まない事】【アジのバイトを明確に感じる事】この2つだと思います。今回は自分なりに色々と考え、ウキフカセで使われる小物【からまん棒】を使う事にしました。
元々は仕掛けの絡みを防止する為の小物で、ブラスチックの棒を左右からウキゴムで固定するシンプルな物です。誘導式と絡み防止の2つのメリットに期待して選びました。
ロッド3機種で使いましたが、絡んだのは数回程度で使用感は快適です。誘導式になるので、アジのバイトもしっかり伝わり、【からまん棒】をスライドさせる事で、ジグヘッドまでの距離調整も容易に行えます。
ラインはもちろんPEですが、マーカー付きに拘る必要はないと思います。アジはボトムからほとんど離れません。底から棚を上げて探る時は、リールのハンドル1回転が何センチなのかを覚えて探ると、指示棚から外れる事が無くなると思います。
ショアからのアジングを楽しんでいる方でしたら、マーカー付きPEに巻き替える事なく、お手持ちのアジングリールのラインでそのまま楽しめます。
「水深35m、アジの棚は底から3m以内、潮の早さは1~1.4ノット」漁礁付近にてアンカー使用。ナス型オモリ5号(18.75g)~10号(37.5g)。こんな状況でのレポートです。
【RC-55】スピニング
プレジャーボート…◎ 乗合船…△
最も柔らかい機種ですが、ナス型8号(30g)を使用しても不可に負けること無く、ディープでのバチコンにも対応可能です。海面までの高さを考えると、今回最も使いやすく感じた機種です。アクションさせてからステイ→フッキングまでの一連動作は、ショアと同じで速さが重要になりショートロッドは有利です。尺アジが掛かると楽しいファイトが待っています。
【RC-65】スピニング
プレジャーボート…○ 乗合船…◎
ロッドの長さと張りの強さが最もバランス良く、アジの繊細なバイト明確に伝え快適に使えます。乗合船の様に大きな船では少し長いロッドが使いやすいと思います。
バチコンの合間に、小型タングステン系メタルジグを使用しての、ジギングも楽しんでみました。この釣りはグリップが少しでも長いほうが良いのと、ブランクにある程度の張りが欲しいので、1日で両方楽しみたい時はRC-65が適しています
【RC-57】ベイト
プレジャーボート…◎ 乗合船…○
ベイトリールの利点である巻きの強さで、最も潮が早い時にナス型オモリ10号まで使用しました。ボトム付近から棚を探る時は、クラッチフリーで落とせるベイトに軍配が上がります。スピニングのRC-55よりは若干強いブランクなので、潮が早く重いオモリを使う時は使い分けも有りだと思います。
乗船する船の大きさや潮の早さによっては、【RC-67】も選択肢に入ってくると思います。
水深が浅くても、そこは夜の海です。集魚灯の効果もありますので、どんな魚がヒットしてくるか解りません。今回は【アジ&サバ】のみでしたが、シーバスやマダイ、根魚、巨大なエソ…などがヒットした実績も聞きます。
ドラグを上手く使いアングラーの経験値が試される場面です。サバやイナダがヒットしたら、オマツリの危険性大なので、必死になって巻き上げて下さい…。
これからの時期は夕涼みとして、乗船の機会が増えそうな予感です。
また1つ面白い釣りに出会ってしまいました。
使用タックル1
ロッド: RealCrescent RC-55
リール: 17ヴァンキッシュFW-TUNE 1000SHG
ライン: VARIVAS LigntGameスーパープレミアムPE0.3号
リーダー: フロロ2号(2m)
ルアー: からまん棒+ジグヘッド0.3g
シンカー: ナス型オモリ5号(18.75g)~8号(30g)
使用タックル2
ロッド: RealCrescent RC-65
リール: 16ヴァンキッシュC2000S
ライン: VARIVAS スーパートラウトエリアマスターリミテッド0.4号
リーダー: フロロ2号(2m)
ルアー: からまん棒+ジグヘッド0.3g
シンカー: ナス型オモリ5号(18.75g)~8号(30g)
※ジギング・IEYASU30g
使用タックル3
ロッド: RealCrescent RC-57
リール: 18アルデバランMGL31HG
ライン: よつあみ G-soulエギイカメタルWX4 0.6号
リーダー: フロロ2号(2m)
ルアー: からまん棒+ジグヘッド0.3g
シンカー: ナス型オモリ5号(18.75g)~10号(37.5g)
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猪俣さま、ワクワクして釣りに行きたくなるような素敵なレポートいつもありがとうございます!
アジやサバは食べて美味しく、ゲーム性も高いので楽しい釣りですよね。会社の所在地でもある熊本県でもひそかに流行っているようで、最近よく釣果報告を耳にします。
今度私もこのレポートを参考にして、バチコンに初チャレンジしようかなと思います!
猪俣さまからのレポート、スタッフ一同お待ちしております!