本日はフィールドスッタフの猪俣さまより、新潟県長岡市のご当地ライトスルメ釣法のレポートを頂きましたので、皆様に紹介させて頂きます。
以下、猪俣さまのレポートです。
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【ご当地ライトスルメ釣法】
新潟県の中央部に位置する長岡市の寺泊港。
1年を通して、北陸・関東からも多くの釣り人が訪れる人気の港です。
寺泊港では、5月の最終週から[スルメイカ釣り]が解禁となり、今年はイカが多いとの事で[沖漬け]を目的に行って来ました。
お世話になったのは寺泊港[なかくに丸]さん。親子2艘体制で、近海のマダイ釣りから佐渡海域の遠征便ジギングなど、幅広いジャンルを案内してくれる遊漁船です。
また、出船時には家族総出で見送ってくれる暖かさもあります。
出船からおよそ50分でポイントへ到着。目の前の佐渡島に夕日が沈んだ頃、集魚灯に灯が点って釣りがスタートします。
ここでは地元の釣具店さんが考案した、[ライトスルメ]と呼ばれるご当地の釣り方があります。
通常は[PE3号・スッテ5本~10本・オモリ100号]ですが、ライトスルメは[PE0.6号~1号・スッテ2本~4本・オモリ40号]となります。
仕掛けの全長は2m~2m80㎝と短く、1番上に小型の水中ライトをセットします。
タックルは、ライトジギングロッド、固めのタイラバロッド、イカメタル専用を使い、リールはカウンター付きの小型ベイトリールか、バス釣り用の機種を使う人がほとんどです。
解りやすく表現すると[短く軽いタックル]と[短く扱いやすい仕掛け]。ここにライトタックルとしての多数のメリットがあります。
まずは誰もが気軽にチャレンジ出来る事。タックルも代用が出来る場合が多く、扱いやすい仕掛けなので、小学生の子供さんが使用しても、仕掛けの絡みなどトラブルがほとんどありません。イカの取り込みも、仕掛けに手が届く長さなので楽に行えます。
スッテの数が増えれば仕掛けの全長が長くなり、投入器やロッドキーパーが必要になります。ライトスルメでは投入器は必要ありませんが、ロッドキーパーはあると便利です。
私のタックルは少し大きめの300番クラスのベイトリールに、巻上げが楽なようにハンドルを変えています。ロッドは[OceanArrow 66ML Snapper]。タイラバのカテゴリーですが、40号(約150g)をセットしても負荷に負ける事なく、ティップはイカの繊細なタッチを目感度で伝えてくれます。このバランスで疲労感を感じること無くシャクリの誘いが出来るのも、ライトスルメのメリットの1つです。
ヒットした棚をお互いに共有しながら、イカの棚をどんどん上げて行きます。乗船者の皆さんで共通意識を持ち、全員のチームワークで数を伸ばして行く他の釣りには無い楽しさもあります。
釣れたイカは迷わず[沖漬けのタレ]に投入。
活きている状態でしか作れないので、船上で作る最高の贅沢逸品です。この味が忘れられずに通う日々が続きそうです。
使用タックル
ロッド:OceanArrow 66ML Snapper
リール: シマノ・15カルカッタコンクエスト301
ハンドル:スタジオコンポジットRC-SC EX PLUS96mm
ライン: SUNLINE PEジガーULT0.8号+フロロ3号リーダー
仕掛け: 自作ライトスルメ仕掛け3本仕様+スッテ3号各種
沖漬けのタレ:私の特製レシピ
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いつもレポートありがとうございます。猪俣さまは様々な釣りをされておりますので、私たちスッタフにも非常に参考になります!
イカの沖漬けおいしいですよね。魚との駆け引きの釣りも楽しいですが、やっぱり食べたら美味しいから通ってしまいますね。「食べておいしい!」釣りの醍醐味ですね!!
猪俣さま、またのレポートお待ちしております!
猪俣さまがお使いのOcean Arrow 66ML Snapper は遊漁船からプレジャーボート、カヤックまで幅広いシチュエーションで様々な魚を狙う為のロッドです。タイラバはもちろんの事、ライトジギングやインチク、ワーム等、汎用度が高く、魚を掛けてからの粘り強さも兼ね備えております。ターゲットも真鯛、青物等オールマイティーに対応出来、グリップジョイント式となりますので遠征時のお供としてもお勧めのモデルです。インチクからタイラバ、マイクロジギング、ヘビーテキサスリグなど、自由に使って欲しいロッドです。また、使い方をフォール重視にすれば、スロージギングにもお使い頂けます!