フィールドスタッフの谷内口氏より、SilverStream 60 BIG PENCIL・74 GIANT BAIT の東京湾ボートシーバスの実釣レポートをいただいておりましたので、皆様にご紹介いたします。
以下、谷内口氏のレポートです。
【SilverStream 60 BIG PENCIL・SilverStream 74 GIANT BAIT】の2機種を使用した、東京湾ボートシーバスのレポートです!
通常のシーバスシーンでほとんど使用されることの無い、20cmを超えるペンシルベイトや、40cmを超えるジャイアントベイトを、1年ぶりに何の迷いもなく結べる、フィールドでキャストしてきました。
お世話になったボートは、Real(森田キャプテン)と、Payback(湯浅キャプテン)の2艇です。ありがとうございました。
メインベイトはコノシロで、シーバスの反応もたくさんありますが、ジョイントルアーでサブサーフェイスを探るも思うようにバイトまで繋がりません。
ですが、時間帯問わずサーフェイスを泳ぐウェイクベイト系のルアーには、良くバイトが出ていたように思います。
そこでルアーをdepsヒュージペンシルなどをメインに組み立てると、ナイトゲームでもよくヒットするように!
暗い時間帯はラトルインタイプ、明るい時間帯はノンラトルタイプといったように、偏りも見られたので、使い分けが必要だと感じました。
ロッドは、SilverStream 60 BIG PENCILで、ハンドルの使い分けですが、アンダーハンドキャストを多用する場合やアクション重視の場合は、ショートハンドル。
オーバーヘッドでロングキャストしたい場合にはロングハンドルがオススメです。自分はロングハンドルで通してますが、ドッグウォークアクションも問題無いです。
ペンシルだけではなく、ジャイアントなジョイントルアーでも攻略しようと、船長にアドバイスをもらいながらアプローチしていきます。
使用するルアーはDRT KLASH GHOST、Frenzyなど。ウェイトセッティングやフックセッティングも普段とはガラリと変え、しっかりと対応できるように準備。
リーリングジャークでルアーを水中でダートさせるイメージで誘い、時折り早巻きからのストップでスライド浮上、そしてまたリーリングジャークといったアクションを繰り返していくと、バイトが取れるように。
もちろんタダ巻きでもヒットはすると思いますが、スライド後に頭を目掛けて来る事がほとんどなので、差が出るように感じます。
ロッドは、SilverStream 74 GIANT BAITで、長すぎないレングスなので、ロッドでのアクションも可能ですし、リーリングでのアクションだと長さも気になりません。
ビッグペンシルやジャイアントベイトは、なかなかバイトが出ない事も多いですが、大きなルアーじゃないと反応させられないシーバスも沢山いるという事も経験できました。そして何より、楽しくワクワクさせられます!
ボートだけでは無く、ショアからでもこの釣りが成立する場面は多いと思うので、今回使用した2本のロッドが活躍してくれるはずです。
Tackle Data
Rod:
SilverStream 60 BP(ロングハンドル使用)
SilverStream 74 GB
Reel:
60BP使用時
SHIMANO ANTARES DCMD
SHIMANO CALCUTTA CONQUEST 200XG
74GB使用時
DAIWA TATULA 300XH
SHIMANO Scorpion MD 300XG
Line:
60BP使用時 PE4+NYLON40lb
74GB使用時 PE8+NYLON80lb
Hook:
BKK SPEAR 21-UA
GANCRAFT COSO掛
ビッグベイトシーバスゲームというものは、ついこの間まではニッチなジャンルであったと感じますが、
高性能のビッグベイトやジョイントプラグを手に取りやすくなったり、一部の熱狂的なアングラーによるフィールドやメソッドの開拓によって、狙って釣れるゲームとして広く知れ渡りました。
このゲームがなぜここまで認知され広まったかというと、一言でいえばバイト時の興奮度が桁違いなところだと私的には思います。
使用するルアーが大きいだけにシーバスもそれなりに気合を入れてバイトしてくるわけで、通常のシーバスゲームではなかなか聞けない音量でのバイトや、スイッチが入っているためか執念深く追い食いをしてくる様は、フックアップしなくても満足してしまいそうになります。
※特にナイトゲームですと心臓が止まりそうになるくらいビックリします。
もちろん人口の多さで言うと通常サイズのルアーを使用するシーバスアングラーが圧倒的に多いとは思いますが…、
一度扉を開いてしまうと、このゲームの虜になることは間違いないでしょう!!