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【釣行レポート】RunnerExcced FS 100SXH 九州南部の離島遠征

唐津のプロショップ「DeepShallow」のオーナで、フィールドスタッフの深瀬氏より、南方遠征ツアーの釣果報告を頂きましたので、皆様にご紹介致します。

以下、深瀬氏のレポートです。

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11月某日、秋も深まり様々なターゲットが狙える釣りの最盛期とも呼べるシーズンになりました。

定番となったDeepShallowツアーですが、今回は我々15名は九州南部の離島へ。

初めてのチャレンジから今回で4度目となりますが、仲間たち皆それぞれが悔しい思いをした磯。
今までに経験した事のない魚達との格闘もあり、
各々が今までに培ってきた経験とスキルが通用するのか、そんな思いで始まった遠征でしたが、仲間1人1人が成長するには十分過ぎる場所でした。

 

ファーストアタックでは手も足も出ず、まさに完敗でした。苦汁を呑まされた魚の正体は20㎏オーバーはありそうなハチマキ巻いたアイツ!
ランディング寸前に必死の抵抗を受け、手前の根で涙のラインブレイク。
恐れを抱くほどの強烈な走りに手が震え足がすくんだが、何故か心の中は、またアイツに挑みたいという気持ちが沸々と湧いてきました。

しかし、それから何度も挑戦するも、私も仲間も皆がラインブレイク。単純にスキルが足りないのと運が無い。

それでもこの地に挑みたい。熱くさせてくれる相手がいるフィールドです。

そして、ついに4度目の挑戦で仲間がヒレナガカンパチをキャッチしました!!

彼との付き合いも長く、険しい場所で仕留めたこの1匹は、まさに彼の成長を物語る、これまで経験あっての1匹です。

自分はというと相棒と2人、最後に磯に降り、
一体何ノットなのか分からない程に激流である事を考慮し、アピール重視でポッパーをチョイス。

最干潮に差し掛かり、高めの足場からHammerHead E-cupを引いてると、急浮上してきた魚がルアーの周りを旋回し、次のアクションでヒット!!

すこぶる元気な魚は縦横無尽に走り回るが、
タックルは巨大魚仕様のpe8号+200lb、ロッドはFinal stand up 100SXH。

しっかりと曲げてプレッシャーを掛けてあげれば、ある程度の魚は主導権を与える事なく浮きますが、この魚はなかなか浮いて来ない…

もう一段階絞り込みリフトして、やっとのこと浮いてきた相手は、なんと「カスミアジ」でした!!

リップルフィッシャーからリリースされた、マルチシャフトを片手に、ランディングしてくれた相棒もビックリサイズの、10㎏オーバーのカスミでした!

何が潜んでいるか分からない海域で、思わぬゲストにとても興奮しました!

その後はキャストを続けるも、無念のタイムアップ。

2日間の日程で我々がキャッチ出来た魚は僅か3匹でした。多数のヒットこそあるものの、大半がラインブレイクと、なかなか魚を手にできず、我々の力不足と経験値の足り無さを痛感させられました。しかし、わずかながらも手ごたえも感じ、「次こそは必ず!」と自分自身を奮い起たせ、また必ずこの地に仲間たちと共に挑戦したいと思います。

【Tackle Date】
Rod:RunnerExceed FS 100SXH
Reel:SALTIGA Z6500DF
Line:バリバス キャスティングPE Si-X #8
Leader:バリバス ソフトナイロン 200lb

Rod:MonsterImpact 110HH
Reel:Catalina 4000H
Line:バリバス マックスパワーPE X8 #2
Leader:バリバス ショックリーダー40lb

Ripplefisher Multi Shaft M

最後に1つだけお願いします。

南方、僻地に行かれる方、ビッグゲームに憧れて行かれる方も多いと思います、自分自身も憧れて通い始めました。

しかし、それはとても危険が伴います。足場の良い場所でファイトできることは殆ど有りませんし、もちろん携帯の電波も入りません。
自分の身は自分で守るしか術が有りませんし、誰かに頼ろうとすることもできません。磯に立って釣りをすると、予想外の事もおきますし、魚も人よりデカイのは沢山います。
手に負えない相手が掛かってしまったら、糸を切る勇気も大事です。

自然は時に牙を剥き襲い掛かってきます。単独はなるべく控え、経験者と同行し、自分の実力を過信せず、安全第一で挑まれて下さい。

Deep shallow 深瀬


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