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【2024年 新製品紹介】MonsterImpact 110HH・110BHH

2024新製品紹介 MonsterImpact 110HH・MonsterImpact 110BHH

リップルフィッシャーがこれまでに培ってきた技術と最新の素材を惜しみなく注いで設計した MonsterImpact 110HH ・MonsterImpact 110BHH が、フルモデルチェンジを経て2024年9月にラインナップに加わります。

■MonsterImpact 110HH シリーズの成り立ち

前モデルのMonsterImpact 110HH がリップルフィッシャーのラインナップに加わったのは、今から12年も遡った2012年です。当時のMonsterImpact のラインアップはHクラスまでだったのですが、さらなるモンスタークラスを確実に獲るためにHHクラスのパワー設定で開発を行いました。

わずかな潮の流れを掴む繊細なゲーム性能を損なうことのない感度を持ちつつも、記録級のヒラスズキをランディングポイントまでコントロールできるハリ感、ブリ・ヒラマサといった中型青物でもしっかりと追従し粘って浮かすパワーを秘めた 110HH は“MonsterImpact シリーズを象徴するモデル”として確固たる地位を築き上げました。

そして、2015年には青物ゲームに特化したパワーを持つ MonsterImpact 110HH BAIT、シビアなヒラスズキゲームに特化し高い感度を持った 110HH BAIT HIRA のベイトモデル2機種もラインアップに加わり、過酷なロックショアゲームの奥深さを追求するモデルとしてリップルフィッシャーを牽引しました。

 

■開発コンセプト

ロックショアアングラーの探求心によって様々なフィールドが開拓され、各地で驚くような釣果を耳にする機会が増えましたが、それに伴いシーズンともなるとフィールドの激戦化、タフコンディション傾向で、なかなか口を使てくれないシビアな場面も非常に多くなってきたのも事実です。

釣果を確実に上げるためには、もう一つ奥のサラシへルアーを送り込む飛距離、小型ルアーの感度やショートバイトを絡めとる繊細さ、そして険しいフィールドでも掛けた個体を確実にコントロールしてランディングする強さが必要です。

そこで新しく開発する 110HH シリーズには、それらのシビアな状況・悪条件下でも、狙い通りに攻略できるキレのあるキャストフィールや高い操作レスポンスを持たせることを第一条件としました。

 

■前モデルからの進化

今回のモデルチェンジに際して、HHクラスが持つパワーを一切落とすことなく、キャストやルアー操作などのアプローチ面のみフィネス化を図り、より扱いやすく、軽快で、高精度、高い操作性能を持ったモデルへと進化。
前モデルでは、ややピーキーに感じることが多かった15g程度の軽量ミノーのキャスタビリティの向上や、ルアーのわずかな動きを感知できる繊細さを持たせることで、潮の流れやサラシの払い出しを明確に探り当てて、タフコンデションをクリアします。

もちろん対モンスターヒラスズキ・対青物ロッドしてのパワーはHH 、シリーズ最強クラスです。
ルアーを瀬の深い位置に送り込んだバイトでも一気に引きはがす反発力と、重量感のある青物の走りにも粘り強く追従することでスタミナを奪いとり一気に寄せるトルク力といったハードなファイトスタイルはそのままに、そこからさらにブランク強度を高めた新モデルは、現にテストで10㎏クラスのヒラマサを複数本キャッチしており、ロッドパワーのポテンシャルや限界値は前モデル以上です。
前モデルに比べロッド全体のハリ感は上げつつも硬いだけではなく、曲がり切った後の粘りを重要視しラインのタカ切れ、フック伸びを防ぎながら大型とのファイトでも安心感を持ってやり取りできる設定になっています。

そして、新モデルの MonsterImpact 110HH シリーズは極めて高いロッドバランスを誇ります。11ftのロングロッドでありながら重心はしっかりと手元に残るように繰り返し設計を行い仕上げました。
この非常に高いロッドバランスがあるからこそ、10mほどの強風が吹き荒れる状況下でも悪影響を受けにくく11ftのロングロッドをしっかり振り切るれるシャープなハリ感とキレ、波を縫うような高い操作感度、強靭なバットパワーといった、シリーズ最高水準のトータルパフォーマンスを備えたモデルが完成となりました。

■ロッドスペック・デザイン
MonsterImpact 110HH (Spinning Model)

Length:11ft(Closed Length:1720mm)
Lure:15g~60g
Line:Max PE 3
Weight:278g
Price:84,000円(税抜)

 

MonsterImpact 110BHH (Bait model)

Length:11ft(Closed Length:1720mm)
Lure:15g~70g
Line:Max PE 3
Weight:277g
Price:85,000円(税抜)

 

ロックショアでの位置づけ
MonsterImpact 110HH ・ 110BHH が得意とするシチュエーション

●大型ヒラスズキ狙い
●ヒラスズキや青物が入り混じるエリア
●足場が高く険しいフィールド
●波高で磯際に立つことが難しい状況
●小さいベイトを偏食するマイクロベイトパターンの青物プラッギング

■スピニングモデルの110HHの特徴
ベイトを追って広範囲に散った個体をテンポよく探りやすい、高速リトリーブやアクションを駆使してリアクションバイトを絡め獲る、など。

■ベイトモデルの110BHHの特徴
高い巻き感度を生かしたデッドスローのリトリーブやサラシの流れを生かしたドリフト、高いピン打ち精度、瀬にタイトについた個体の引き剥し、など。

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110HH・110BHH はHH クラスのパワーを生かした大型ヒラスズキ・中型青物のプラッギング、そして強風・波高などの悪条件下でも問題なくロッドコントロールできるポテンシャルを持ったシリーズです。

 

Avarice シリーズ・MonsterImpact シリーズ・RunnerExceed 102M Nano PlugModel の特性比較

ロックショアロッドの中でも、スペックが近い機種をレーダーチャートにて特性をまとめました。

Avarice シリーズはヒラスズキ専用設計につき、ヒラスズキを狙う上でのシチュエーションすべてに対応できるようラインアップしております。
Mクラスは小型ミノーでもしっかりと操作できるような感度ととショートバイトを絡めとる繊細さに特化しており、MH・H クラスはティップには繊細さを残しつつも、荒れた状況でもランディングポイントまでコントロールできる強さを兼ね備えたモデルです。

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Avariceシリーズ共通の特徴として、非常に軽快な使用感、そしてミノーイングの操作感度に優れたシリーズです。

 

MonsterImpact シリーズのHHクラスとRunnerExceed 102M Nano PlugModel は、シーバスプラグや青物用プラグ、ジグといった幅広いルアーを軽快にアプローチできる高次元の汎用性能、そして青物とのファイトでも粘り腰でしっかりとタメが効く調子のため強靭なバットパワーを発揮しやすい特性です。

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大型青物を狙うシチュエーションで、ミスバイト多発やルアー見切られてしまうシビアな状況でも食わせに特化したフィネスタックルとしても非常に有効です。

 

■最後に

2024年の新製品 MonsterImpact 110HH・110BHH  を解説させていただきました。

高い汎用性能、軽快な使用感、そして必要以上と思えるような強度、強靭さを備えた、記録級のヒラスズキや10キロに迫るような青物を狙って獲れる高い性能を持つモデルが MonsterImpact 110HH・110BHH の2機種です。

スピニングモデル・ベイトモデルともにそれぞれの専用ブランクを立ち上げ、タックル特性に合わせた細かい味付けをそれぞれ追求しておりますが、共通して根幹にあるものはリップルフィッシャー特有のブランク特性である “限界を超えた状況で頼れる強さと扱いやすさ ” です。

風が吹き荒れる状況でも狙いすますことができる高いキレと軽快な使用感、そして曲がるほど引き出される反発力や発揮されるリフト力を  MonsterImpact 110HH・110BHH で存分にご体感ください。

MonsterImpact 110HH・110BHH は2024年8月後半に受注開始予定、9月末にお取扱店さまへと発送予定ですので、楽しみにお待ちください!

 


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