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【テストレポート】Avarice 110M Nano(TestModel No,1)

弊社フィールドテスター、オーシャンアイランド岡本氏より
現在開発中のモデルAvarice110M Nano(仮)を使用してのレポートを頂きましたのでご報告致します。
※2月上旬にいただいたレポートです。upが遅くなり申し訳ございません…
以下、岡本氏のレポートになります。

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私の一番好きなヒラスズキがいよいよシーズンインし、
現在テストさせて頂いているAvarice 110M Nano(仮)を使用し釣行しています。
今年の傾向は南西の爆風が3日続き、次の日には北風が吹きベタ凪と釣行のタイミングでは必ずしも良い気象条件とは言えませんが、何とか50~70cmくらいまで釣ることが出来ました。

 

今年は、例年見られるカタクチイワシの接岸、マルスズキの回遊もなく厳しい状況です。
110M Nano(仮)のコンセプトとしては現在発売されている106MH、110Hよりも粘り強く曲がり、強風下でもキャストブレが少ないロッド、粘り強くしっかり曲がって、バラシを軽減し、シャープで繊細なティップ感度抜群なロッドです。
千葉などの平磯では魚を抜き上げると言うより、ずり上げる事が多く、粘り強く曲がったほうが不意の突込み等にも対応でき、バラシが圧倒的に少なくなります。
また、3フック(4~6番クラス)のルアーの頻度が多く、ロッドが少しでも吸収してくれた方がフック伸びでのバラシも軽減出来ます。
夏~秋はシイラ、青物等でジグ(60g)までキャストしましたがキャストは全く問題なかったです。

現在のテストロッドはキャストフィーリングはいい感じですが、全体的にもう少し曲がって欲しい感じです。強風のなかでの抜け(軽いルアー10g前後)、スモールルアー等のキャスト操作性も少し気になるので、その点を改良し納得のいく1本に出来ればと思います。

徐々にイワシの接岸も見られ、状況も良くなって来ているので釣行回数を増やしていこうと思います。写真は12月上旬から1月下旬の釣果になります。

 

 

Tackle
ROD:Avarice110M Nano(仮)
REEL:Shimano STELLA SW5000XG
Line:よつあみオッズポート #1.5号
Leader:よつあみ ガリスDSVショアリーダー#25LB
Lure:TACKLE HOUSE FEED SHALLOW105,128 K2R112/Go-phish HiraFEED GP128
FCLLABO SPP Slim80,110,HRTM90A,110YS,〆バイブ90/SKAGIT HIDE SHALLOW等

オーシャンアイランド 岡本

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平磯・ゴロタ場でのヒラスズキや磯マルの使用をメインとして、開発がスタートしたAvarice110M Nanoですが、調子としてはロッド全体で曲がり、溜が効きながらも使用感はあくまでシャープさを求めています。現行106MH Nano、110H Nanoはある程度バットに硬さがあり、残るイメージですが、それに比べ110M Nanoは視点がより手元に近くなります。
またルアーウェイトの幅も広く、9㎝クラスの小型ミノーやシンペンの操作感も高めるため繊細なティップとなっております。 基本的には溜めていなして魚をとるロッドですが、無理が必要な時は強引なファイトをすることも可能なバットパワーは持ち合わせています。
ティップ~ベリーはMクラスでありながら、曲げきった時のバットパワーはMHクラスにも匹敵する強さを持ったロッドになります。

※Avarice110M Nanoは現在ブランク調整のためNo,2へ移行済みです。曲がりの視点を調整し、より溜が効くようになり、小型ルアーのキャスタビリティも高めております。
発売日等は未定ですがテスト完了次第、発売させていただきますのでとうご期待ください。

またテストロッドでの釣行やレポートもブログにてupさせていただきますので今後とも拝見して頂けたら幸いです!!


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