新潟のフィールドスタッフ猪俣敬太さんより、リアルクレセントRC81を使用したレイクトラウトのレポートをいただきました!! 以下がそのレポートです。
【レイクの釣り、投げ続ける釣り】
春夏秋冬様々な釣りを楽しんでいますが、昨年より4月~5月初旬にかけては湖に通いつめています。狙いはシャローに接岸してくる大型のトラウト。アングラーの力だけでは中々釣果に結びつかず、自然の力を借りないと湖でトラウトに出会う事は出来ません。
それでも精一杯の努力として、ルアーを投げ続けるしかありません。
1日の限られた時間の中で1回でも多くキャストする為には、メンタルも重要ですが「疲労感の軽減」が大切だと思います。
使用したロッドはRealCrescent RC-81です。注目したのはロッド重量で8ftの長さで86g。同クラスのトラウトロッドと比べても圧倒的に軽いです。リールは新しいモデルが発売になる度に軽くなっています。リールの重量は賛否両論あると思いますが、この釣りでは軽さが重要で、ロッドとリールを合わせて、疲労感を感じさせない重量バランスが有利に働きます。
RealCrescent RC-81のキャストウエイトは2g~17gと幅広く、メインで使ったのは10g前後のジグミノーなので、ロッド表記の中間くらいのウエイトです。
ロッドに乗せて投げるよりは、初速に力を入れて振り切るキャストを意識しています。適合のルアーウエイトが自身のキャスト方法に上手く合わさった時、納得の飛距離が得られます。ラインの色で計測すると50m。追い風では60mの飛距離です。
今回ヒットしたのは40㎝後半のイワナ。ロッドは全体に曲がり、ローリングするファイトを心地よく受け止めてくれます。
まだ、ドラグを唸らせる様な大型は掛けていませんが、もしも大型がヒットした場合は、岩や倒木が少ない場所なのである程度走らせるファイトを考えています。その時でもNANOブランクは十分にパワーを発揮するでしょう。(想像の世界で書いていますが……)
ライトゲーム用のロッドですが、メバル・アジでもイワナでも同じ魚釣り。ポイント、釣り方、好きなルアーなど、視点を変えてタックルバランスを考えると、より魚に近づけるかもしれません。海、淡水どちらでも色々な釣りに使えるロッド。釣り道具の中でも釣り竿は面白い分野だと思います。
使用タックル
ロッド: RealCrescent RC-81
リール: 18ステラC3000
ライン: VARIVAS アバニジギングパワーブレイドPE×8 0.8号
リーダー: ナイロンリーダー12LB 60cm
猪俣さん、いつもありがとうございます!!
リアルクレセントRC81は旧機種にあった81LRとは全く違うロッドになっています。旧モデルは硬さが強く、それを生かしてロックフィッシュだけでなくエギングやシーバスに使用する方も多かったですが、新しいRC81はしなやかさとシャープさを融合させたブランクで、あくまでライトゲームカテゴリーに特化したロッドになっています。
RC-81で目指したのは遠距離での感度であり、5~7gのシンカーキャロやフロートリグをトレースした際の少しの潮の圧力を感じ取れるように、少しの負荷でも若干ながら曲がるようにセッティングしております。
また、繊細なロッドですがバットパワーは強靱に仕上げておりますので、そのキャストフィールとしなやかでシャープな使用感からプラグの釣りも得意なモデルです。
パワー自体はシーバスでも問題ないですので、猪俣さんがレイクトラウトをジグミノーで狙うスタイルにもマッチすると思います。
リリースポイントは広いロッドですので、初速を上げるシャープなフォームでも良いですし、コンパクトなフォームでも飛ばしやすいロッドです。リアルクレセントシリーズは繊細さと強靱さを融合することで、高い汎用性能を求めたシリーズですので、色々な釣りに使っていただけるのは非常に嬉しいですね!!
私も夕マヅメのバックウォーターの釣りで使ってみたいですね~。
猪俣さん、またよろしくお願い致します。