本日はリップルユーザーの上村さまより、トカラ遠征レポートを頂きましたので、皆様にご紹介させて頂きます。
以下、上村さまのレポートです。
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トカラ遠征釣行報告
6月12日、13日トカラ列島へ遠征釣行しました。
今回もOYOGASE70を使用して電動スタンディングです。
6月12日午前5時、屋久島栗生港を上山船長の「トータス3」で出港。
天候は晴れ、台風5号の余波が風波となり残っている。
2時間でトカラ海域北部に到着して大物釣りスタート。
1投目、水深110mでロッドが絞りこまれて、カンパチをゲット。
その後の投入もロッド絞り込まれてカンパチ3匹を追加した。
順調に行くかと思ったがシャークアタックを何度も喰らいエサを使い切ったため大物釣りを終了。
ニヨン礁へ移動してムロアジを釣ることに。
ニヨン礁周辺にはGT狙いの船が数隻居て、風波の強い中頑張っていた。
ムロアジ釣りを上山船長にお任せして、私はSnapper69VLにインチク赤/金100gをセット、ハタ系の魚を狙い水深70メートルへ仕掛けを投入した。
予想外にアオチビキやイソマグロが食って、ロッドを曲げながらその引きを堪能した。
私が夢中になっている頃、GTが複数上がったことを告げる無線が入っていた。
上山船長から「魚の取り込みに注意して」と言われたがピンと来なかった。
インチクは投入ごとにアタリが来て小型のツムブリなども姿を見せていた。
「また、ツムブリか」とファイトを楽しみ残り10mで「ドスン・・ギューン」と来た。
「今そこでGTが食ったよ」と上山船長が叫ぶ。
なんとか止めようとするが、なす術なくツムブリを横取りされた。
ツムブリを噛み、フッキングしなかったのが幸いしてGTの口にフックを残さずに済んだ。
上山船長は「小さかったよ30キロいかないくらいだった」と平然としていたが、私には規格外、ニヨン礁周辺海域はGTの食事タイムだったようだ。
翌13日は午前5時半に口之島を出港、波風が止んだので「サンゴ曽根」を目指した。
1投目、水深160mでヒット。
60m走られたがカンパチ44キロをゲット。
その後もカンパチ5連発と入れ食い状態。
潮流が良いのでアラを狙うとコツンっと2回エサを抜かれた後、3回目にロッドがグンッと入り、模様の綺麗なアラ15キロを取り込めた。
サンゴ曽根の潮流が速くなったのでニヨン礁へ移動。
ここでもカンパチ3匹に恵まれたが再びシャークアタックに遭い、ポイントを変えてもかわせず11連発を喰らった。
釣果に恵まれた日なので粘らずに早目の午後3時前に終了して帰港した。
夕食にはアラとカツオ職漁船から全身トロカツオをいただき、遠征釣行を最高の食材で飾ることが出来た。
翌14日早朝、散歩のついでに民宿のエギングタックルを借り栗生港の外側へ数投するとヒット、本命アオリイカを取り込んだ。
ヒットしたイカを岸に寄せるとき魚体が2倍はあろうかという赤色のアオリイカが抱きついてきた。
取り込み用のタモもギャフもないため1匹しか取り込めず、膨大なイカ墨煙幕の中に大物が消えていく姿を呆然と見つめるだけだった。
いつも万全の態勢で臨むトカラ遠征だが、エギングで詰めの甘さを痛感させられた。
今回のスタンドアップでの全体釣果は、
カンパチ7~44キロ 12匹
アラ 15キロ 1匹
シャークアタック22回
でした。
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上村さま、いつもレポートありがとうございます。前回の釣行より、さらに良い釣果に恵まれたようですね!
それにしてもカンパチの44㎏、釣り上げるまでには魚が大きいだけに抵抗も激しかった思いますが、もの凄い迫力でカッコいいですね。見事な魚体で羨ましいです!
ただ今回はサメが凄かったようで、とても苦労されたようですね。
また、上村さまのさらなる釣果報告、スッタフ一同お待ちしております!