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OceanArrow67UL Snapper中禅寺湖 レイクトラウト・レポート

本日は弊社フィールドスタッフの猪俣さまより、OceanArrow67UL Snapperでの中禅寺湖レイクトラウトのレポートを頂きましたので皆様にご紹介させて頂きます!

以下、猪俣さまのレポートです。

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【中禅寺湖レイクトラウト】

トラウト類では国内最大級に成長する「レイクトラウト」。原産は国外のトラウトですが、個人的には”外来種”や”外来魚”の言葉を当てはめたくはありません。しっかりと自然繁殖し、かつ中禅寺湖のみに生息するからです。

実際に確認出来ているサイズや、聞いた話から想像すると、神話の様な大物を想像でき、いつかとてつもない魚がキャッチされることもあるかもしれません。中禅寺湖のレイクトラウトにはそれだけ夢をかきたてる要素があります。

ここ数年、中禅寺湖を中心としたトラウトルアーの業界を除いて見ると「グローカラー」が注目されています。エキスパート考案カラーや、ショップオリカラではグローが入っている物がほとんどです。

ドット、ゼブラ、全面、ワンポイント、まるでスロー系メタルジグを思わせる様な、スプーン・メタルジグが多数販売されています。私も昨年の中禅寺湖ではグローベリーのタングステン系のジグで多くのヒットを導いています。別の湖ではイワナに対しても効果が有るとの話を聞くので、イワナ族全般にグローが効くのかもしれません。

更に、朝夕のマズメ時なら理解出来るのですが、日中の陽が高い時間帯でもヒット率が高く、赤金や緑金などの定番カラーに迫る勢いで、タックルBOXの特等席を陣取る時代が来るのではと考えています。

使うジグは小型のタングステン系を中心に、グローカラーを中心に各種揃えています。

現代の釣りで例えると、オフショアのウルトラライトジギング(マイクロジギング)と表現した方がより伝わると思います。20g~60gまでのウエイトでカラーローテーションをするのはトラウトでも同じ。

時にはマット系の単色ピンクなど、奇抜なカラーでのヒットもあるので、水深に対してどんな視力を持ってジグを見ているのか?情報が少ないだけに想像が膨らみます。

中禅寺湖では、ショアから狙うレイクトラウトはメソッドが確立され、それに合わせたタックルセレクトがあり、そこにグローカラーが加わって、ある程度の答えが導き出されていると言えます。

ボートからのジギングはどうでしょうか?

ショアから届かないポイントを狙えるメリットはありますが、まだまだ発展途上だと思います。水深、水温、地形の変化に加えて、最近では「ヒメマス」をベイトにして、群れを追いかける回遊系の大型レイクトラウトの存在も聞きます。

そして今回、釣れたのは小型~60㎝クラスまでのレイクトラウト。

釣り人が誰しも持つ夢で理想を言えば、膝に乗るサイズが釣りたかった…。

それでも放流事業を行っていない事実を考えると、ここで自然繁殖している証拠です。産卵環境があり、豊富な餌に恵まれ、四季の水温変化を生き抜く事で成長し、今回釣れたレイクトラウトには小さな奇跡として感謝したいです。

漁協の方1人1人の努力、釣り人のマナー、なにより魅力的な鱒族の数々が環境を保っていると思います。

水中の鱒族と同じ時間共有し、風が吹いて木々がざわめき、自然が発する音に耳を傾ける事で、不思議と目的の魚に近づいたと錯覚してしまう。

奥日光の景勝地として、雄大な男体山の麓に存在する中禅寺湖にはそんな魅力があります。

 

これから先、私が夢の魚を追い続ける旅は終わる事はなさそうです。

【ジギング】

ロッド: OceanArrow 67UL Snapper

リール: シマノ・15カルカッタコンクエスト201HG

ライン: SUNLINE PEジガーULT0.8号

リーダー: SUNLINE ブラックストリーム3号

ジグ:タングステン系メタルジグ30~60g

 

【蝉ルアー】

ロッド: RealCrescent RC-81

リール: 18ステラ2500S

ライン: VARIVAS スーパートラウトアドバンス8LB

ルアー: TIMC ソフトシェルシケイダー

 

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猪俣さま、いつもレポートありがとうございます!

日本では中禅寺湖のみに生息するレイクトラウト、とても綺麗でカッコよく私もいつかは釣ってみたい魚種の一つですね。メーターを超える個体も確認されており、モンスタークラスとのファイトや、その希少性から多くのアングラーにとっても憧れの対象になっていると思います。それを確立されているショアから狙うのではなく、ボートからのジギングで追い求められているとは、とてもロマンがありますね!まだまだ、難しい事ばかりだと思いますが、苦労して釣り上げたレイクトラウトは何ごとにも代え難い喜びを感じることでしょう。

猪俣さまからのまたのレポート、スタッフ一同お待ちしております。


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