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海アメ・海サクラロッド テストレポート1 ~コンセプト 解説編~

SilverStream Northern(仮) テストレポート1
~コンセプト 解説編~

*SilverStream Northern(以下、SS Northern)

 

2018年6月11日より5日間、予てよりテスト中のモデルSS Northernの改良プロトを引っ提げ北海道へ遠征をしてきました。

「SS Northernとは、東北から北海道まで広域に生息する海アメ・海サクラ専用機になります。
今年の北海道は6月に入った今でもなお良型の海サクラが釣れ、当たり年とも言われていることから、遅ればせながら足を運びました。

 

 

 

只今開発中のプロトは2機種。

  • SilverStream 106 Northern ProtoType
  • SilverStream 112 Northern ProtoType

 

これらのベースとなったモデルは、Avarice106MとMonsterImpact110HH。

どちらも、ヒラスズキ専用機として開発されたモデルですが、近年では北海道周辺地域にて海アメ・海サクラロッドとしてご使用頂く機会が増えてきました。

この2機種の利点として、シャープな振り心地、他のアングラーがとどかなかった“一歩先のポイント”までルアーを飛ばすことのできるキャスタビリティーを評価して頂いております。

但し、ヒラスズキロッドとして開発されたことから、ティップ部分にはある程度の張りがあり、フッキング後の口切れ防止策としてリーリングによる調整が余儀なくされていました。

そこで、SS Northernモデルでは、横風や逆風下などの厳しい状況下でも、シャープなキャスト性を更に向上させる為、風を斬りやすい細身のブランクを採用し“一歩先のポイントへとどくキャスタビリティー”はそのままに、ティップ部分は素直に入りやすい設定にしています。

また、グリップレングスは長めに設定し、エンド部分を“引く力”を入れやすくすることで遠投力を向上させた設計になっています。

 

ジグ・ジグミノーをメインで使用することを想定したモデルのため、細身のブランクながらもバットは非常に強靭です。
ですので、足場の高い磯場やテトラの上からシャローエリアに潜む大型海サクラを狙う際、

ストラクチャーに潜ろうとする動きを

強引なやり取りで制御しつつ、“いなす“必要のあるテクニカルなシチュエーションでは曲がりとタメを活かした”メリハリのあるファイト“を実現する為に只今さらに調整中です。

 

この2機種は基本的にコンセプトやフィールド、使用ルアーも同じで想定していますが、SS 106 Northernはシャープな振り抜きで、SS 112 Northernは乗せて投げやすい長尺ロッドになります。どちらもメインの想定ターゲットが海サクラと海アメなのですが、パワーはSS 112 Northernの方が強く、座布団ヒラメを底から引き剥がすだけの力を持たせたパワーモデルという位置づけです。

 

なお、サーフなどのフィールドでミノーをメインとしてご使用になる場合は、SilverStream 103 Flows Nano, Avarice103M Nano等の現行品をお勧めしております。

SilverStream Northern(仮) テストレポート2
~テスト in 北海道編~へつづく


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