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【釣行レポート】SELFISH NS 614 外房ヒラマサジギング

千葉県のフィールドスタッフの原田氏より、外房のヒラマサジギングのファイトスタイルの特徴などの解説のレポートを頂いておりましたので皆様にご紹介致します。

使用ロッドはSELFISH NS 614です。それではどうぞご覧くださいませ。

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秋シーズン本番を迎えている外房に行って来ました。

お世話になったのは、大原港の松鶴丸さんです。

同船者の方からジギングにおけるファイトの質問を幾つか下さったので、ファイトの注意点を重点的にレポートしましたのでご参考にして下さい。

当日は、1日を通じて潮風共に弱く、ジグを動かすのに苦戦した状況でしたが、夕方頃から南風が吹き始め、水深20メートル前後の根周りで同船者の方々にヒット。

状況を伺った所、ボトムの立ち上がりから数ジャーク以内でバイトが多発している共通点に気が付き、ボトムから10メートル以内を集中してジャークしていたところ、陽が沈みかけたタイミングで待望のヒット!

かなり水深が浅く、ミスが一つも許されないと思いながらファイトを開始。

私が良型のヒラマサをジギングタックルで攻略する為に重要と考えている事は、一巻きでも早くリールを巻いて魚との距離を詰め、根に向かって走った際に、根までの距離を確保する事です。

しかし、ヒラマサが走っている間にリールを無理矢理巻く事は出来ないので、魚の走りが落ち着いたり動きが停滞したタイミングで、アングラー側がリールを巻く為の「巻きシロ」を作り、如何にリールを巻けるよう工夫するか、だと思います。

自分の場合は、ロッドを脇挟みのままバットの反発力を使ってロッドを持ち上げ、スクワットの様に体勢を瞬間的に落とし、リールの「巻きシロ」を作って一巻きでも距離を詰めるようにしています。

今回私が使用したNS614は、ティップベリーはジグを繊細にコントロールする為にマイルドに仕上げてますが、バットパワーはそれに反して強く設定しています。

バットパワーを強く設定した理由は、前記のファイト中における「巻きシロ」を作る為のもので、バットが曲がり切ってしまうと前記の動作がやり辛いと考えています。

今回のヒラマサはバイト後にファーストランで走りましたが程なく止まり、その瞬間に間髪入れず前記の方法で巻き上げ、水深が元々浅い事もあり直ぐリーダーが見えました。

しかし、船が見えて魚がパニックになったのか、反転して何度か首を振り、全力を振り絞る様に短いランを繰り返して抵抗。

私は、ロッドのテンション抜けによるフックアウトを起こさない様、いなしながら、出されては巻きを繰り返し、魚の顔が手前を向いているのを確認した瞬間にロッドティップを水面方向に向けたまま、一気にゴリ巻いてネットインに成功。

船上計測9.5キロのヒラマサを釣る事が出来ました!

掛ける事と釣り上げる事、それぞれに難しさと面白さがあるヒラマサジギングですが、NS614を駆使して是非チャレンジして頂けたらと思います。

【Tackle  Date】
rod:SELFISH NS614
reel:SHIMANO StellaSW 8000HG
lure:Second Stage マグマ140g
line:Pe #4
leader:#16
※ドラグは曲げた状態で約6キロ

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原田さんレポートありがとうございました。
外房は20~30mラインでのジギングが主体であり、誘い方やファイトの仕方など特徴的で、総じて難易度は高いフィールドであると感じます。水深が浅いと誘えるレンジも狭くなり、アクションにはしっかりと意思を込める必要があります。ファイトも根が常に近いので、魚との距離を常に頭に入れてパワフルかつスピーディーに展開しなければなりません。
そういった難易度の高いフィールドを攻略するために試行錯誤を繰り返し練り上げたモデルがSELFISH NS 614です。ジグのスライド幅を思いのままに微調整できる高感度なティップ、10㎏クラスとも真っ向勝負できる強靭なバットセクションといった相反した要素を精度よく統合させて練り上げました。

また通常のドテラジギングでも、胴までの曲がり込みを意識し入力することで、初速を抑えたジグ弾き過ぎないナチュラルアクションを得意とし、ヒラマサに違和感を与えづらいモデルです。


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