
初開催の地・宮城県名取市「名取サイクルスポーツセンター」にて開催した
「リップルフィッシャー&ヤマガブランクス合同キャストライアル」は、想像を超える来場者数となりました。
南は鳥取・静岡、北は青森からもご来場いただき、本当にありがとうございました。
宮城のアングラーの皆様の熱量は非常に高く、私たちが到着した7時半には、すでに6時半頃からキャスト練習をされている方もいらっしゃいました。
フィールドへの向き合い方の本気度を、2日間を通して強く感じるイベントとなりました。
そんな中、実際に多くの方が手に取り、試投されていたモデル”3機種”をご紹介します。
【宮城試投会で“実際に選ばれたロッド”3選】

① SilverStream 95 Stiletto MX
今年の新製品でもあるSilverStream Stiletto MXシリーズでの中核でもある95 Stiletto は宮城県でも盛んなリバーシーバスゲームにマッチするロッドです。
ウェーディングが難しいポイントで飛距離を出したい方等にも多く選ばれていました。
・100 Stilettoでは河川で扱うには長すぎる
・飛距離は妥協したくない
そんなニーズに対して、95というレングスが絶妙にハマっている印象です。
またサーフにおいても、100をフルスイングしきれない方が、扱いやすさを求めて選ばれるケースが目立ちました。

②BIGTUNA 710 RT
山形・福島方面でのクロマグロキャスティングを想定されている方に集中しました。
選ばれた理由は明確で、
「一日を通して振り続けられる軽快さ」と「100kgクラスにも対応できる安心感」の両立。
同パワークラスのBIGTUNA 86と比較しても、
・疲労の少なさ
・取り回しの良さ
・キャストのしやすさ
この点が評価され、710 RTに手が伸びる方が多い結果となりました。
③ Aquila MST 85-7+
仙台湾沖〜福島側でのヒラマサキャスティング、そしてキハダキャスティングへの流用を想定してご覧いただく方が多く見られました。
Aquila MST 85-7+の特徴として
・飛距離が出る
・溜が効いてファイトしやすい(キハダへの兼用可)
・ライン号数も6~8号が使え、対応力が高い
85-7+は状況やターゲットに合わせたルアー、ライン選択ができ幅広く対応できるのが高く評価されていました。
また、既にBIGTUNAシリーズをお持ちの方も多く、マグロロッドとヒラマサロッドの違いについてのご質問が多かったモデルです。
● BIGTUNAとの違い
BIGTUNAシリーズは、ロッドを高角度(約90度)まで立ててファイトできる設計が特徴です。
これは、マグロ類が根に突っ込んでラインブレイクするリスクが低いことを前提に、アングラー側の体力消耗を減らし高負荷での長時間のファイトを想定し、大型魚とも無理なく渡り合えることを重視した設計です。
キャストにおいても、しなやかなブランクによってリリースポイントが広く、扱いやすいフィーリングが特徴です。
一方でヒラマサは、ヒット直後に根へ走るため、
瞬間的に主導権を取る必要があります。
そのためAquilaシリーズは、
・バットにしっかりとした張りを持たせ
・体重移動で負荷をかけて魚を浮かせる設計
となっており、ロッドを立てて(約90°)のファイトよりもロッド角度45°(MSTやMLTの場合は45~60°)の時にバットパワーを一番使いやすい設計になっています。
キャストフィーリングもBIGTUNAと比べてややシャープで、張り感を利用して1日楽に投げ続けられ、リリースポイントが絞られる分、よりダイレクトかつ繊細な操作感を感じていただけます。

■ 試投に関係なく注目されていたモデル
今回のイベントは試投会ではありましたが、実際にキャストをせずとも多くの方が手に取られていたモデルもありました。
その中でも特に印象的だったのが、AGILEシリーズです。
宮城エリアは、
・タイラバ
・タイジギング
・マダラジギング
・青物ジギング
と、非常に多彩なオフショアゲームが成立するフィールドです。
そのため、1本で幅広く対応できる汎用性の高さを持つAGILEシリーズに対して、
用途の広さや実際の使用シーンをイメージしながら手に取られる方が多く見られました。
“試投していないのに触られる”という点からも、
実釣ベースでの関心の高さが表れているモデルだと感じています。
それ以外にもフィールドマップと共にロッドセレクションを作成しましたので是非ご覧くださいませ!
今回の試投会では、実際に手に取り、振っていただく中で、
各フィールドに求められるロッド特性が、より明確に見えた2日間となりました。
ロッド選びはスペックだけではなく、
「どのフィールドで、どのように使うか」で最適解は変わります。
今回の試投会でも、スペックである程度絞り込んでいたものの、
実際に振ることで「自分に合う1本」が変わるケースが非常に多く見られました。
正解は1本ではありません。
今回ご紹介したモデルや、最後に掲載しているマップが、
皆様の次の1本選びのヒントになれば幸いです。

※各フィールドの特性と試投会での傾向をもとに選定












