【現在開発中モデル】Aquila EX ~エクスペディション 3pcs パックロッド~
テスト模様解説
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【現在開発中モデル】Aquila EX ~エクスペディション 3pcs パックロッド~ コンセプト解説 1
【現在開発中モデル】Aquila EX ~エクスペディション 3pcs パックロッド~ テスト模様解説・動画 2
プロトNo.1では「ルアーサイズ190mm/65g 前後でのルアー操作時、水なじみが悪く、飛び出しやすい調子」だった為、プロトNo.2 ではティップからベリーまでのブランクの張り感を改良し、長崎県五島のヒラマサ~種子島のGTでのテストを繰りかえしました。
ブランクの変更、ガイドセッティングの見直し、強度テストを繰り返しプロトNo.6で、ようやく理想とする形となりましたので、それまでのテスト釣行の模様とロッドの特徴をいくつかご紹介いたします。
【キャスト】
キャストはシャープで一日楽に振り続けられ、
ルアーの操作は幅広く、使用頻度の高い60~120g前後をマニュアルチックに使いやすい調子です。
【強度・リフトパワー】
マルチピースロッド使用時に一番懸念される強度。
南種子島で行ったGTゲームでの強度テストでは、水深12mからトップ6mのシャローポイントでは瀬に走ろうとするGTを止め、PE6号クラスのグリップジョイントロッドと遜色ないリフトパワーで
負荷を掛ければ掛けただけ魚にプレッシャーを与えることでき安心したファイトが可能になりました。(最終プロト時)
Aquila EX83-6は、遠征時の大型ヒラマサをメインに考えて開発された設定ですが、Aquila Monster typeのような粘り、タメの効く調子ではなく、
高負荷が掛かると支点はスムーズに移行しながらもあくまで高反発なロッドとなっております。
遠征ロッドとしてだけではなく、シャープな使用感が好みの方にはお勧めのロッドです。
GTで使用した際の動画も後日UP予定ですので今しばらくお待ちください。