新潟県のリップルユーザーの猪俣様より、RealCrescent RC-81を使用したサクラマスのレポートを頂きましたので、皆様にご紹介させて頂きます。
以下、猪俣様のレポートです。
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【ナイロンラインを見直す事】
4月も半ばに入り、湖でのワカサギの産卵がピークを向かえています。それと同時に、フィッシュイーターであるトラウト達も接岸して、ショアからのキャスティングゲームが最も熱い時期です。特にサクラマスは、ワカサギの動向が鍵を握る為、産卵の状況と自然条件を組み合わせて、ポイントを絞り込む面白さがあります。それでも、丸一日投げ続けてノーバイトで終わるのが、湖のルアーフィッシングです。
昨年からのタックルは、[リアルクレセントRC-81]にPE0.8号のセッティングです。スピニング4機種の中でパワー的には強いですが、パワー=硬さではなく、しなやかさの中に1本芯が通った強さを持ち、非常に良く曲がる設計です。飛距離を考えてのPEに、RC-81が持つしなやかさで、小型のサクラマスでもフックアウトはありませんでした。それでも今回から、PEラインをナイロンラインに変えました。理由は、土曜日の夜明け~日曜日の日没までノーバイトだった事で、PEの糸鳴りが影響しているのではないか?、PEの色がプレッシャーになってないか?岸近くを回遊するサクラマスに対して、より繊細なアプローチを心掛ければ何かが変わるかもと、願いを込めてのライン交換でした。
そして、1本のサクラマスをキャッチ出来ました。降海型と違い鱗が剥がれないので、薄暗い時間帯でも眩しく輝いて見えます。
ヒットしてからは、ナイロンラインの伸びが安心感を与えてくれます。しなやかなロッドでナイロンラインを使えば、バラシ率は少し下がると思います。8lbですと飛距離低下も気になりません。
近距離での海サクラ、メバルのプラッキング、ベイトタックルのボートシーバスなど、PEラインが主流の昨今でも、ナイロンラインが活躍する釣りは多いと思います。風に対する強さも見逃せません。飛距離や感度を必要としなければ、積極的にナイロンラインを使う事で、次の1本への近道になると思います。久々に[ビミニツイスト][ダブルラインシステム]を練習しようかと考えているこの頃です。
ロッド・RealCrescent RC-81
リール・18ステラ2500S
ライン・VARIVAS スーパートラウトアドバンス8lb
ルアー・工房青嶋 水魔12g
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レポートありがとうございました!今期もしっかりと結果を残されたようで何よりです!しかしながら、反応が全くない時間をあったようで簡単ではなかったようですね。それでも自分なりに理由を考え、釣果に結び付けるところは流石の一言に尽きます!
今後もレポートお待ちしております。
今回、猪俣様にご使用頂いたRealCrescent RC-81は、ライトゲームのカテゴリーのモデルですが、用途はライトゲームにとどまらず多岐にわたります。今回のトラウトのライトショアジギングや、チニング、ライトラインで狙うシーバスなど様々なスタイルに高いレベルで対応します。3g程度のジグ単も扱える繊細なティップを持ち、極小さいアタリであっても手元まで信号を伝え、ティップ~ベリーは魚に違和感を与えることなく素直に曲がり込みます。
そして、ヒット後は曲がり込むほどに絞りだされるパワーが発揮され、想定していないサイズの魚であっても安心感のあるファイトが可能です。
RC-81はしなやかでありながらキレも兼ね備えているモデルで、その特性からも高い汎用性能、操作性を誇る一本です。