【2022年新製品紹介】RunnerExceed 95TC

【新製品紹介】
2022年、ロックショアカテゴリーRunnerExceedシリーズにNew Weaponが登場します。
フィールドのハイプレッシャー化等により難しい状況にも対応するため、そして多様化するルアーをも使いこなすためにNewコンセプト95TCを追加し、RunnerExceedシリーズは進化します。

【New Model RunnerExceed 95TC・製品コンセプト】
RunnerExceed 95TC の製品コンセプトは「難しい状況の打破」です。
難しい状況とされる晴天無風時やハイプレッシャーでの魚のスレ。
ターゲットはいてもなかなか口を使いずらく、ダイペンの単調な操作のみでは攻略の難しい時に、ダイペンのテクニカルな操作をはじめ、ポッパーやアンダーウォーター系のルアーを屈指し、攻略するためのモデル。
アングラーの意図した通りのアクションをルアーに付けることができ、使い手の引き出しが多いほど真価を発揮するロッドです。

【ロッドスペック】
RunnerExceed 95TC

Length : 9ft5in(Closed Length:1495mm)
Lure : MAX Jig 120g / Plug 30~90g
Line : MAX PE4
Drag Max : 6kg/45°
Weight：290g
Price(税抜) : ￥75,000

【TCとは】
そしてRunner Exceed 95TCの「TC」ですが、テクニカルとテクニックの略でテクニカルな操作感・テクニックを遺憾なく発揮するためのロッドということでこのＴＣと名付けられました。
テクニカルなゲームを実現するレスポンスの高いブランクで、テクニック重視の技巧派アングラーにこそマッチするロッドに仕上がっております。

【曲がり画像】

ブランクテーパーはレギュラーテーパーでティップ部まで張りが強く、負荷がかかるほどスムーズにバット部方向へ支点移動します。戻りの速さ、レスポンスの高さが特徴で、ファイト時もスピード感のある展開を得意とします。

【テスト模様・使用ルアー】
テストは、九州での磯をメインに日本海側や南方の磯で行いました。
メインターゲットはヒラマサ、ブリの青物類ですが、南方ではグルーパー類やヒラアジ系と多くのフィッシュイーター達を狙いテストしました。

Pe4号クラスのパワー設定ですが、強烈な引きを見せるグルーパーやカスミアジをはじめヒラマサはMax13kgまでテスト時にはキャッチし、ポテンシャルの高さを確認できました。
操作時はティップ部まで適度な張りを感じながら、ハイレスポンスなアクションを入れることができ、ファイト時は高負荷が掛かるとバットの深いところまでしっかり曲がってくるため、安定したファイトができました。

このクラスのタックルでは、どのアングラーも必ずといっていいほど使用する18ｃｍクラスのダイペン、100ｇ前後のジグの操作レスポンスにこだわりました。PlugModelとは違った操作感でメリハリのある緩急をつけたアクションが得意となります。

18cm前後のポッパー・ダイビングポッパーにおいても、95TCのハイレスポンスなブランクと張りのあるティップで、このクラスのポッパーの操作は良好です。大きくも、短くも引きやすく、ダイビングポッパーではリーリングを利用しても操作しやすくなっています。

シンキングミノー・シンキングペンシル使用時は感度の高さを生かし、アンダーウォーター系のルアーでもアクションのつけやすさ変化の読み取り能力に優れています。遠投力を生かしてのスキッピング系のルアーなどの使用も◎です。

【レングス・パワー設定について】

この95TCですが、ロッドパワーはPe４号クラスですのでRunnerExceedシリーズではMHクラスになります。95TCのレングスとパワー設定にもこだわりがあり、まずはどうして４号クラスになったのかという点をお話しします。
テクニカルなルアー操作にはタックルの軽さが必要不可欠であり、軽快さを求めると４号に8000番クラスのリールが適当であり、かつ５～６kgサイズをアベレージとし、場所さえ選べば10kgクラスとも対等にやりあえるパワーということで、MHパワークラスになりました。大型の出る明らかに良い状況(明らかに入っている魚が大型、まずめや潮変わり時)には6号クラス以上を使用する前提とし、ミドルクラスロッドの必要性を再認識できるロッド。95TCに求めたのは、「一日通して飽きなく釣りをするに必要な性能は～・・」を突き詰めて開発を進めました。
またレングス設定ですが、操作レスポンスの高さと磯での使用性を考え9ft半ばに設定しました。

【おすすめロッド選択】

Runner Exceed 95TCですが、4号クラスということで近海でのメインロッドとしてはもちろん遠征時のサブロッドとしても活躍します。そこで95TCを含めたシチュエーション別でのタックルセレクト例をご紹介いたします。