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海サクラマス用のロッドについて

春も深まり、各地で様々な釣りものが好調な中、よく北海道のアングラー様からお問い合わせをいただくことがあります。

最も多いのは北海道の海サクラ用のロッドとして何が使えるか?というご質問で、多くはヒラスズキロッドかシーバスロッドについてです。

リップルフィッシャーのシーバスロッドとヒラスズキ用ロッドは私たちが言うのもなんですが、少し分かりづらい点もありますので、今回はシリーズごとの特性等を詳しく解説させていただこうと思います。

正直、海サクラ専用機では無いので、これだ!! と断定はできないのですが、この釣り自体、様々なシチュエーションやスタイルがありますので、このブログを読んでいただき、ご自分のフィールドに合った一本を選んでくだされば嬉しいです。

01、SilverStream シルバーストリームシリーズ

リップルフィッシャーのシーバスロッドシリーズであるシルバーストリームにはパワー表記がありません。代わりにレングスとサブネームがあるのですが、理由としましては、リップルのシーバスロッドは基本的にパワーは全てランカー対応であるという点が大きいです。

後はサブネームに準じたロッドの特性と個性が分かれています。

では、シルバーストリームの中で海サクラ用としておススメできるロッドは96Flows・103Flows・97RED EYEの3本です。スペックだけみてもどういうロッドかわかりづらいので、ロッド毎の特性は下記の通りです。

SilverStream 96 Flows  /  Lure: MAX 38g / Line: MAX Pe 1.5

・標準的なシーバスロッドながら、ロッド全体に張りがあり、メタルジグ・シンペン・バイブレーションなどの遠投に向いている。遠距離での感度にも優れるので、比較的ライトな海サクラには向いている。長尺ロッドを振り回すことに負担のある女性アングラーにもおススメ。

 

SilverStream 103 Flows  /  Lure: MAX 42g/ Line: MAX Pe 1.5

・サーフロッドとして、非常にバランスの良いモデルです。ロッドの調子は高反発ながら素直に曲がる設計で投げやすくリリースポイントも広い。ティップは繊細でプラグの操作も良好だが、流れが速い場合に抵抗の大きなビッグミノーとかは曲がりすぎると感じるかもしれない。42gを少し超えるぐらいのルアーも使用可だが、そのウェイトがメインウェイトならばお勧めしない。繊細な巻きの釣りならば、最も扱いやすいモデル。

 

SilverStream 97 RED EYE  /  Lure: MAX 45g / Line: MAX Pe 2.5

・96Flowsと比べて大きく違うのは、ブランク特性で、キャストフィールも全く違う。96Flowsがロッド全体の張りを使って初速を上げてキャストするのに対し、97RED EYEはベリーにルアーウェイトを乗せて弾き出すキャストフィールになっています。アカメ対応のロッドなのでバットパワーは申し分なく、ティップも硬すぎない設定なので、通常のスプーン、メタルジグだけでなく、抵抗が大きく重めのミノーも扱いやすく投げやすい。ガイドも大きめなので、ガイド穴が凍るような時期にも重宝する一本です。

 

02.Avarice アヴァリスシリーズ

次にヒラスズキ用のアヴァリスシリーズで、海サクラでは基本的にはこちらがメインになってくるとは思います。アヴァリス103Mとシルバーストリーム103フロウスの違いを聞かれますが、最も大きな違いはティップの繊細さです。当然、103フロウスの方が繊細なティップになりますので、使用するルアーに合わせて選んでいただくと良いと思います。

Avarice 103M  /  Lure: MAX 40g / Line: MAX Pe 1.5

・スペック的には103フロウスに近いロッドですが、全体にアヴァリス103Mの方がパワーが高く、ティップの張りも若干強い。流れのあるサーフ等であればアヴァリス103Mの方が扱いやすいです。

 

Avarice 106MH  /  Lure: MAX 50g / Line: MAX Pe 2

・ヒラスズキ用としては基本的なものよりやや強めのスペックで、重めのルアーを多用する海サクラ用としては基本となるモデル。ミノー操作と細かいモーションでのキャストも考慮しているためにティップは入るので口の柔らかいサクラマスには良い。

 

Avarice 110H  /  Lure: MAX 60g / Line: MAX Pe 2.5

・バットパワーに関しては非常に強く、ヒラスズキロッドの範疇を超える強さを持つモデルです。基本的に足場の悪い場所で無理なフォームでのキャスト~ファイト~ランディングと、太めのラインで強引なゲームを展開するためのロッドになっています。60g程度のプラグをライナーで風を切って飛ばせるが、それだけのパワーと軽さ、キレを持たせる設計の代償としてバットは太めになっている。横風にはそれなりの抵抗を受けるので、その点は覚悟が必要です。

 

03.MonsterImpact  モンスターインパクトシリーズ

ヒラスズキと青物がヒットするようなエリア用のロッドで、ミノー操作もできつつ、メタルジグや青物用トッププラグも扱える磯での高汎用度モデルとしての位置づけのシリーズです。

海サクラ用としてはややティップの張りは強いかもしれませが、風の中での遠投性能は非常に高いモデルです。青物ロッドとしましてはブリ10kgを獲れるロッドしては破格の扱いやすさなので、サーフロッド、青物ロッドとしてもお勧めできます。

アヴァリスシリーズとの大きな違いは、アヴァリスはミノーのただ巻きを重視した少し残るティップ、モンスターインパクトはただ巻きのミノー使用にもギリギリ対応しつつ、青物トップやジグのアクションのレスポンスも良い張りのバランスを求めたティップである点です。

 

MonsterImpact 101HH  /  Lure: MAX 60g / Line: MAX Pe 3

サーフ用としては決して十分な長さのあるレングスではありませんが、ナノアロイ®技術を使用したブランクは乗せやすく十分な遠投性能を誇ります。レングスはやや短めですが、その分軽快に振り抜けるロッドですので、アングラーの負担は小さくなります。磯用としてはアングラーの移動できる範囲の広い平磯用のロッドですが、十分なパワーを持ったロッドです。

 

MonsterImpact 110HH  /  Lure: MAX 60g / Line: MAX Pe 3

101HHとの違いはレングスが最も大きいですが、ブランク特性も大きく異なります。101HHがナノアロイ®技術ブランク・印籠継仕様であることに対して、110HHはナノアロイは採用しておらず逆並継仕様です。ただし、バットは110HHは101HHよりも、Avarice 110Hよりも細いです。(若干ですが)

ロッドの特性としては101HHよりも曲がり支点が遠いので、より魚を強引にコントロールしやすいロッドです。とは言え、10kgに迫る大型ヒラスズキやブリ5~10kgクラスでの話ですので、3kg前後の魚であれば、強すぎる感は否めないでしょう。

モンスターインパクトは海サクラ用としては強すぎるかもしれませんが、重めのジグやスプーンを遠投する上で(ジグやスプーンならば70g程度も大丈夫です)、ショアジギロッドまでゴツイのは求めていないアングラーにお勧めしたいモデルです。

 

以上、リップルフィッシャーの海サクラ対応ロッド解説でした。

なかなか使用感の話は難しいですが、参考になれば幸いです。

ちなみに、ユーザー様の話ではやはりアヴァリス106MHが基本となるようです。

繊細な釣りやルアーが35g前後のものが多いならばシルバーストリームの上記3機種も良いですし、重めの60g前後のジグやスプーンがメインの方ならばモンスターインパクトがお勧めです。

ご質問等、ございましたらお気軽にメールやお電話にてお問合せください。

 


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