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投稿者 : ripple 投稿日時: 2005-01-10 16:23:20 (1212 ヒット)

 文「樋口 泰正(宮崎)」
 
2005年を向え、九州地方では珍しく厳しい寒波の到来があり、宮崎、鹿児島でも積雪があった。
南国に住む者にはこの寒さは厳しく、さすがにアングラーも各エリアにはあまり見られないほどであった。
  そして寒さも和らぎ、日中16℃、夜でも11℃と絶好の釣り日和が到来。
この陽気と「そろそろスポーニングから回復した元気なシーバスがいるのではないか」とうずきだした虫を抑えきれず出かけてみた。

 先ず、ホームグラウンドの河川中流域から上流域のエリアを4箇所ランガンするもバイトなし。
ベイトは各ポイントで確認できるのだが、河川の中流域から上流はまだ水温が低い。
低水温ではルアーにアタックする活性が無いかシーバスがいないと判断。
少しでも水温の高い場所を求めて河口に向かいめぼしい場所をチェックしながら移動した。

  強い追い風がキャスティングを楽にしてくれた本日5箇所目のポイント。
流れのヨレているところから探ってみるが反応は無い。次に橋脚の明暗部を狙うがここでも反応は無い。
まだ、潮の動きが少ない為か、それともここにもシーバスは居ないのか?「水温・流れ・地合・ベイト」頭の中でぐるぐるとキーワードが回りだす。
決して好条件では無いことは分かっている。
ルアーを各ポイントに正確に、よりタイトに、方向や通過体勢、トレースラインについてキャスト毎に精度を求めていく。

 神経を集中してキャストを繰り返すこと何投目であろうか、スローリトリーブで照明の明暗部と流れのヨレが交差する地点でルアーが方向を変えた瞬間に「ドン!」と、待望のヒット。
シーバスが水面から頭を出し必死にエラを洗う。デカイのか?久々のシーバスで感が鈍っているのか?この重量感のあるトルクフルな引きは70cmオーバー確実と確信しながら寄せにかかる。
なぜか、簡単には応じてくれず、下へ潜ろうとする。
下へ潜ればテトラか巨石でラインブレイクを起こすのだが、私の愛用しているリップルフィッシャーの862Mは、小さなアタリも取れる超高弾性の感度と、パワフルなバッドを備えているので、バットで粘りながらポンピングで安心して寄せることが出来る。

 そうこうしているうちに寄ってきたシーバスを目にすると「頭がデカイ!」慎重にランディング体勢に入る。
慎重にボカで口をシッカリキャッチ(一人での釣行やウエーディング時はフックなどによる怪我防止にボカグリップが重宝)し、無事ランディング。

 
目測では80cmは優に超えている。メジャーで測定してみるとなんと90.5cmである。
新年早々のシーバスをキャッチするのも難しいこの時期に90cmアップをキャッチ出来たことは本当に嬉しい。
まことに貴重なランカーである。ふと、岸に目をやると、途切れた電話に何かを察した釣友が駆けつけて来てくれた。
さすが長年の付き合いだけのことはある―。

90.5cmのランカー。携帯の不具合にもかかわらず駆けつけてくれた釣友にも感謝。
ランカーシーバスと良い友人に恵まれた気持ちのよいスタートである。

今回のヒットルアーは、komomoSF-125 #050コノシロクリアーレーザー。
このカラーは他のアングラーに攻められた後や、スレたシーバスを相手にする時、またベイトがシラスや稚鮎の時に威力を発揮してくれるカラーである。
何故かこのカラーだけにしか反応がない事もしばしばあり、過去に幾度もこのカラーで釣果を上げている。



残念ながら#050コノシロクリアーレーザーは廃盤になってしまったが、2005 年NEWカラーには魅力的なカラーがラインナップされているので一安心。
ニューカラーでも数々のトロフィーサイズに合えることに期待し、新色でのパターンを見つけ出すもまた楽しみである。


                          
                                         komomoSF-125 #050コノシロクリアーレーザー
                                                   を丸飲みにしたシーバス。
                                                   komomoが小さく見える。       
       
  今回使用のタックルルアー:komomoSF-125  sasukeSF-120裂波 p-ce80ロッド:リップルフィッシャー862Mリール:ステラ3000Cライン:Xワイヤー1.5号リーダー:バリバス30LB

           


投稿者 : ripple 投稿日時: 2004-12-19 16:32:33 (1904 ヒット)

 文 服部 二郎(熊本)

三重県から転勤で熊本へ越して来てから、本格的にジギングを始める様になり、はや6ヶ月。三重では鳥羽沖で初回から3回連続のボウズを喰らい、ボウズ病にとり憑かれていました。
しかし九州では数回の釣行で、サワラ、タチウオ、ネリゴと次々と釣果は上がり、釣れるだけで楽しい日々。
そして、初心者にありがちと思われる家庭仕事を顧みない病へと症状は変化し…さらに次々と増えていくジグを眺め、薄ら笑いを浮かべる精神病へと病状は進み、人生のウェイトが変わっていくのでした。

しかし、釣り上げた天然の海の幸は美味しいのはもちろん、それぞれの魚のプロポーションに惚れ惚れしますね。
美しいヒレ、綺麗な鱗、どれをとっても無駄の無い自然の美を、(自分の釣り上げた時のみ)いつまでも見ていたくなります。
ま、結局食ってしまうんですけどね。

リールはツインパワー8000PGのみ、サオはリップルのレンタル竿:ジギングカーボン583(5.8ft-3oz)−近海では使い易いと聞いて借用:水深100m-ジグ150gでもいけますね。
なんか自分のタックルが欲しいなと思いつつも、リップルには、場所、ターゲット、ジグに応じていろいろありすぎ何を買っていいのか良く判らず、また人に聞くほど余計に迷ってしまう有様でした。
それだけ奥が深いってことですね。釣り方もテキトーで、取りあえず下に落として、1回シャクって1回巻くだけの単調さでした。
だけど、ボウズだけは喫することなく、簡単じゃんと思い始めてました。



その日は、12月にしては天気も良く、海はナギで、九州冬の名物である北西の風も緩んでいて、とても穏やかな一日でした。
そして釣果の方もみんな揃って穏やかで、エソ+エソでかなり凹んでいました。
遊びに行った友人宅が留守であったときの心境です。
こんな時は、多めに買い込んだ食糧がものを言います。
冬のクルージングも悪くないね(*^_^*)。



そんな午後のまどろみは、同行者の一言で一瞬で消え去りました。
「キターッ!!」。
それはフッキングでバレましたが、「追ってきている…」ことは一目瞭然でした。
午後2時を回って日は傾きかけていましたが、残り1時間を勝負に出ました。
ハイスピードの巻上げに反応している様子を見逃さず、船の上は沈黙の熱気で、俄然盛り上がり始め、今までの穏やかさが嘘のように吹き飛びました。
次々とアタリがあり、4kgのブリが立て続けに2本上がりました。
僕の中では初めて見る大物で、その大きさと美しさに羨望の眼差が集まりました。

そして、もうひと流しで終わりになり掛けたとき、忘れもしませんあののんびりとしたアジコ釣りのじいちゃんの船を横切った時でした。
海に落ち掛けるほどの衝撃と共にドラグの滑る機械的な音、そして驚きの表情を浮かべたじいちゃんの顔…。
慌てて体制を整えようとしましたが、それは船の下へ潜り、横に走り出しました。
「ブリだ。」誰かがそう言ったのを覚えています。
船下でPEが擦れない様に注意するのが精一杯で、引き上げられない僕を見かねて、船長が船を右へと回しました。

その後は一騎打ちの心境です。
バラしたら何言われるか解らない緊張感と、自信の無いノットに怯えつつ、そろりそろりと583にテンションを掛けながら巻き上げて行きました。
時折首を振りながら走るそれを、柔らかくしなやかに受け止めてくれる細身のサオが頼みの綱でした。
「583はもっと曲がっても大丈夫だよ」と声を掛けられましたが…素人目には折れそうでしたけど?腕に乳酸が溜まり疲れもピークを迎えた20分も過ぎたころ、反応しなくなった時を見計らって一気に巻き上げました。
やがて40lbリーダーの先に鮮やかな白い魚体が右へ左へと浮かび上がり、観念したそれはゆっくりとタモの中に納まりました。
船上へと引き上げられるとかなりの大物でした。
なんせあんなに大きくみえた4kgのブリが、子供に見えましたから(^^♪。

あとで、水深は?とかどんなシャクリ?とか聞かれましたけど、掛かった状況は全く覚えてません。
アジコ釣りを見ながらアジの刺身食いてえなーとか考えてたもので…。

私にとって初ブリが10kgオーバーのブリとなってしまい、周りの人には驚かれましたが、一番驚いたのは海に落ちかけた僕か、あるいはすぐそばで海に落ちかけた僕を見掛けたアジコ釣りのじいちゃんでしょう。

釣行日:2004 12−19(リップルツア−にて)
釣果:ブリ12.5kg(血抜き後リップルにて検量)
船:海友丸(船がとても綺麗♪)
   連絡先 099−626−3948(二ノ宮船長)
釣り場:甑周辺からの帰り、唐浜漁港の近く
水深:40m

ロッド:ジギングカーボン583(スピニング)
リ−ル:ツインパワ−8000PG
ライン:PE3 リ−ダ‐40LB(ナイロン)
ジグ:(スミス) CBマサムネ135gサヨリ

つづく(のかよ!)


投稿者 : ripple 投稿日時: 2004-10-01 10:07:46 (4316 ヒット)

 熱帯夜も吹き飛ばすこの魚体2
文:樋口泰正(宮崎)

《自然の大切さ〜更なる大物を求める為に...》

何時ものように手にはリップルフィッシャーのREDEYESP10fと言う専用ロッドにステラ5000番、PE2.5号、リーダー100LBで武装したロッドを握り締め、タックルボックスには私の1軍ルアーのアムズデザインimaルアー達とその他各種を詰め込み立ちこんだ。
その日の状況は、何時もの潮と何か若干違う雰囲気が確かに漂っていた。

ポイントに着き2時間前から立ちこんでいる釣友と合流し、無心にキャストを続けるが無反応な状態がさらに1,2時間続き、場休めのため休息をとりながら「あいつ」についての夢を膨らませ、15kgだの30kgだの100cmだの150cmだの今年は15kgが目標だねと更なる大物について、熱く語っていた。
そんな時、潮の変化と共にポイントではベイトがざわつき「あいつ」が現れたことをなんとなく雰囲気で感じとれた。
私は、先日も88cmをキャッチしていたが、その日とは明らかに様子が違う。
二人には緊張が走り、いざ同時にキャスト開始!私が上流へ釣友が下流へ...
毎度のことだが、この瞬間の一投一投に神経を集中させる。
この時私は、頭の中で描いていたトレースコースに一投目からキャストが決まったので、くるかもしれないと全神経をロッドとリーリングしている手に集中させた。

【「あいつ」がいれば...】
クロスダウンにてポイントの最終地点に指しかかり、流心の流れよりルアーが外れると同時にルアーが変化した直後...
「ゴツン!!!」
とアタリがロッドから手元に伝わった。

【キタっ!】
と叫ぶとすぐさま釣友がランデングのためキャストを止め、駆け寄ってくれた。
私たちは暗黙の了解で、大型の魚や特に「あいつ」がヒットしたらすぐその者の支援体制に入ることにしている。
そして「あいつ」釣行時は、特にマナーだとも了解している。
ヒットした瞬間90cmぐらいの「あいつ」だなと直感したが...
次の瞬間には、


【デ・デカイ!】
ロッドに伝わる重量感というか風格が前回の「あいつ」と全く違っていた!
「あいつ」は多分釣られていることに気が付いていないのか?ルアーに食いついたまま
私たちと平行にゆうぜんと泳ぎ始めた。





【...マズイ、これは獲れるか?】
と心の中で瞬間的に考えているが、「あいつ」はまだゆうぜんと泳いでいる。
この時、実際の時間は短いと思われるが、その短い間私の頭の中は、どういう風に獲るかいろいろと作戦を練っていた。
こう走ったらこう獲る、こっちに行ったらこう誘導する、とか無我夢中のうちに考えていた。
次第に近づき海底に薄っすらと「あいつ」の姿が確認できるが、まだまだゆうぜんと泳いでいる。

【無理は禁物だ!】
絶対獲りたいという気持ちが深々と湧き上がった。
すると「あいつ」は違和感に気が付いたのか、強烈なトルクでストラクチャー向けて突っ込んでいく!スピードこそデカエバや青物ほど無いが、重量感の乗った強烈なトルクだ!

【やっぱりダメか!?】
と思うほどの引きが始まった。
やがて、ドラグから引き出されたラインの距離からいうと、そろそろストラクチャー地帯に到達する距離だと伺えるほど引き出されていた。
今回も前々回の後悔から専用ロッドにて挑んでいたため、ロッドパワーに頼りバットで受け止めるが、しかし「あいつ」の引きは強烈で、PEラインで空気を切り裂きキーンと音鳴を始め、ドラグをロックできないと思わせるほどだった。


【前回とは比べものにならない!】
それを対処するためにも更なる強烈な突っ込みがくると、その突っ込みに合わせて走るというやり取りを幾度も繰り返した。また、この時ストラクチャーにブレイクされないようロッドを立て、出来るだけブレイクを避けることにしていた。
それでも「あいつ」はシーバスと同じように、逃れようと豪快にエラ荒いをしてくるので、フックアウトを防ぐためにも、ロッドを寝かせることを考慮しながら、両方のやり取りの体勢も考えるなど、なぜか冷静に対応できていた。

だが、「あいつ」もそう簡単に思い通りにはさせてくれない。
今度は流れが強い流心の払い出しへ向けて走り出したので、この流れに乗ったら獲れないと思い強引にやり取りし、ロッドの角度、立ち位置を変え頭をこちらに向ける努力をしていると、「あいつ」は流れに入った瞬間偶然にも方向を変え上流を向いた!今だ!ロッドパワーを十分使い強引に一気に寄せにかかった。
上手く頭を向かせることに成功したため、徐々に近寄ってくる。
このままいけば最後の問題は...

【手前のブレイク地点だ!】
地形がブレイクしているところは、一気にかけ上がり浅くなるため魚はそこへ入らないよう悪あがきをする。
私は、これほどの固体になると更にドシャローエリアからのランディングでないと絶対獲れないと判断したため、「あいつ」を徐々にそのエリアへ誘導して行った。
この時、無事キャッチできるようにと、「あいつ」と私との間合いを10m取っていたが、魚体が水面からちらつくと、離れていてもデカイ!そう思わせるほどの見事な体高や魚長が波打ち際から伺えた!

【デケ〜!】
と叫んだ。確かにデカイ!その魚体と巨大な口を見るたび込上げてくる。
しかしまさか、このクラスをキャッチできるとはなんと運がいい!ガッツポーズを取り、釣友とガッチリ握手を交わした。
毎回だがこの時のタバコは格別でいつものように火をつけようとしたが、今回はライジャケまで濡れ、タバコやタックルBOXは浸水し、いつもよりハードだったことを改めて実感していた。
釣友も私の一部始終のやり取りを見届けた後、波打ち際から現れた「あいつ」に近づき、デカイ口にボカグリップで無事ランディングできるか、最後の大山場での緊張からか流石にグッタリ疲れているようだった。

毎回だが、これからが特に「あいつ」には気を使う作業が待ち受けている。
そう、無事リリース!できるか!?である。
これほどの魚体では魚長や体高は難なく測定できるが、

【リリース前に絶対重量も測りたい!】
でもこのクラスの重量では30LBのボカグリップではメモリを簡単に振り切ってしまう。

【どうしよう...急がねば。】
先ず画像を納めるため、すばやく魚長や魚高を測定し何時もより多めに撮影する。撮影終了後、ボカとストリンガーにて体力を回復させるために、すぐさまエラから海水を入れ蘇生に入った。
長めの撮影だったので、蘇生を心配していたがこれほどのものになると難なく、蘇生でき脅威の体力に圧巻された。

【凄い!なんと体力のある強い固体だ!】
無事蘇生を終えると心配していた重量測定を釣友と考えた.....
しかし、私はというと「あいつ」とのやり取りや興奮・緊張で既に体力を奪われ、思考回路が麻痺している状態であった。
すると釣友が、体重計でと名案が浮かんだ。私も疲れながらに同じようなことを考えていた。

二人して色々な釣友に電話するが、時間が時間なだけになかなかつかまらない。

【重量測定なしのリリースか!?いや絶対量りたい!】
そんな気持ちでいると、最後の望みの釣友に何とか連絡を付けてくれた。

【ヤッタ!ありがたい。】
別の釣友に「あいつ」を優しく包むことの出来るシートと体重計、そしてその土台となる物を用意してもらい、待つことになった。
待っている間、「あいつ」の魚体を眺めているとひしひしと、嬉しさや程よい疲れがこみ上げ、心地よかった。
その間「あいつ」は更に体力を回復させているようだった。

 
【凄い!】
ようやく頼みの釣友が到着し、すぐさま重量の測定を行い念のためにもう一度蘇生作業を行い、ゆっくりと水中に解き放ってみると、「あいつ」はゆっくりその立派な魚体でユラユラと何事もなかったように、悠然と水中に消えていった。


【やった、リリース成功だ!】
毎回協力してもらっている釣友にタバコを分けてもらい三人で余韻に浸りながら、やっぱここ宮崎は沢山自然が残り、だからこそこんな立派な固体がいることに感謝して、これからもこの自然環境を残していかなくてはと、環境のありがたさや先ほどまでの出来事を思い出し熱く語った。
更に協力してくれた釣友に感謝した。


今回私が改めて思い知らされ実感したことは、アカメを狙う際はどんな固体がヒットするか、その時の運が大きく左右されると思いますので、キッチリ獲るにはどんな固体がヒットしても確実に取れるタックルで挑んでいきたい。
タックルで解決できるのであればその努力をし、やはり「あいつ」を狙われる方は皆大物を釣り上げたいでしょうし、絶対獲りたいと思って釣行されていると思いますので、もしヒットしタックルが原因でブレイクをすれば...
その固体はルアーが付いたままでは生存が難しいと予想でき、運良く自力で外すことができればよいのですが...
キッチリ獲る事が出来れば無事リリースしまた更に大きくなったその固体と、再度めぐり合えることも考えられるでしょうから、釣ることが楽しみで釣行しているアングラーであるなら出来るだけのリリースも考えていきたい。
私は地元で、ルアー大会等実行委員としてマナーや交流、ゴミ拾いのボランティアを目的とした大会に参加していますが、私たち一人一人に出来ることを少しでも少しずつでもそういった話題が広まればよいと考えています。
貴重な幻の魚アカメは私たち地元宮崎県にも生息しているからこそ、地元アングラーが中心となり、今後もアングラーのターゲットであり続けるためにもゴミ問題等の環境も考えなければならない、ルアーパッケージや飲食物のゴミ等多々見かけますが、魚を釣り続けたい、大物を釣りたいと思いがあるのなら、一人一人が持ち帰るべきであり、一人一人が考えていかなくてはいけない課題であるとも思います。
アングラーである限り、更なる大物を求める為に...

今回のタックル

ロ ッ ド :リップルフィッシャーREDEYESP10f
リ ー ル :SW5000HG
ラ イ ン :Xワイヤー2.5号
リーダー :バリバスナイロンライン100LB
ルアー :アムズデザインkomomo改、sasuke烈波改、その他各種使用
(但しスプリットリング70lb以上)
フック :ST56、66の#2〜4番(フックチューンは必須)
ラインシステム :MIDノット(ルアーとは直結又は70lb以上のクロススイベル使用)
  装備品 :ボカグリップ30LB・RBBライフジャケット(ima仕様)

  魚種 :アカメ(マルカ)
  産地 :宮崎県
全長 :120cm
重量 :24.7kg


投稿者 : ripple 投稿日時: 2004-10-01 09:53:55 (2339 ヒット)

 熱帯夜も吹き飛ばすこの魚体
 文:樋口泰正(宮崎)

昨年同様楽しみな季節がやってきた! そう「あいつ」の季節がやってきたのだ。

 昨年とは地形がかなり変化しているが必ず「あいつ」がいると信じて下見に行くと、なんという偶然だろうか、肉眼でメーターオーバーを確認してしまったのだ。
翌晩からポイトに入る! と決心した。


ポイントではベイトのボラが沢山確認できたが、地元アングラーの考えることは同じで、既に先行者が数名入っていた。その後2日間ノーバイトの日が続き…、とうとうその日がやってきた。 

この日も3名の先行者が既にポイントへ入っていて「これじゃ〜入る余地がないな〜」と思い、辺りを見回していると「ん? この地形この潮の流れ…潮位、おっ! ここの水面に変化が…ということは、ここにも…」と、ポイントより外れたところに目を付け、移動。
そこでもベイトとなるボラを確認することができた。




しかし、その日に限って、前日までの2日間RED EYE SP 10ftと言うアカメ専用ロッドを振り続け疲れていたせいか、私の手にはRipple Fisher 862Mと言う超高弾性のコンパクトなシーバスロッドが握られていた。

日頃は、RED EYE SP 10ftのSW5000HGにPE2.5号、リーダーは60lb(通常は100lb)を使用しているが、この日は862MのシーバスロッドにC3000のPE1.5号、リーダー40lbとデカエバ仕様。このひ弱なタックルに後で泣かされることになる。

ポイント移動後、すぐにキャストを開始、10投目、流れの変化付近を丹念に、弱ったベイトを演出させながらドリフトしていると!「ドンッ」「きたっ!」このアタリは「あいつ」だ! その瞬間今日はシーバスタックルだということに気づいたが「あいつ」は手加減をするはずもない…。

  シーバスロッドは弓なり、C3000は悲鳴をあげている。ロッドはまだ余裕があるが、ドラグが5kgではラインは出ていく一方。やっと止まったのか? と、ポンピングで寄せようとすると「あいつ」はそうはさせまいとまたリールが悲鳴をあげる。

  すると、リーダーが海底の岩を擦る感覚がロッドに伝わってきた。「やばい獲れないのか!?」一瞬不安になり、スプールを指でロックさせ強引に寄せに入る。「あいつ」もまた走ろうと豪快なエラ洗いを幾度も繰り返す、やがてようやく観念したらしく頭をこちらに向けさせることに成功した。

ポンピングで寄せると「あいつ」クラスでは中型だがGOODプロポーションな魚体を波打ち際に現した。(何時見てもカッコ良く惚れ惚れする魚体だ)ボカグリップで慎重に無事キャッチ。

  ここからがファイトより更にスピードが肝心になるのだ。

  今回はシーバスロッドで時間を費やしたファイトだったので、「あいつ」は相当な体力を消耗しているはず、素早く撮影を終わらせ、ボカグリップで掴んだままエラに海水を通すように体力の回復を待って、無事リリースする。

リリース後、強烈なファイトをしてくれた「あいつ」の感触の余韻に浸り、楽しませてくれたことに感謝と、更なる大型に向かって夢を膨らませタバコに火を付けた。

  今回は中型だったのでなんとか獲れたが、大型であれば獲れなかったかもしれない、「あいつ」を本当の“まぼろし”にさせないためにも、素早い取り込みとリリース、ラインブレイク可能な限り無くさなければと今回の釣行に反省する(エリアによっては今回タックルでも十分取れると思うのだが、今回はストラクチャー地帯であった)と同時に、今年も「あいつ」に巡り合わせてくれた地元の恵まれた自然に感謝した。
 
今回のタックル
ロッド:Ripple Fisher 862M(RED EYE SP10ft)
リール:ステラC3000(SW5000PG)
ライン:PE1.5号(PE2.5号)
リーダー:40lb(100lb)
ルアー:ima komomo改、サスケ140改、他
(改はフックチュ-ン、3フックを2フック仕様に+スプリットリング交換)
フック:カルティバST56〜66#2〜#4
( )内通常仕様時


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