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2 ロッド情報
2 ロッド情報 : Brown Trust 72 を使用して
投稿者 : ripple 投稿日時: 2016-06-27 11:14:40 (10496 ヒット)

 初めまして北海道の日野です。

昨年末よりトラウトロッドの開発を担当することになりました。

これから釣行記を含めご報告させて頂きます。
皆様どうぞよろしくお願いします。


開発コンセプト

シーズンを問わず大小様々な湿原河川での使用を念頭に置いて開発しております。

特に道東においては、川幅わずか5m以下の規模の湿原河川で
最大80cmを超える大アメマスやイトウがヒットします。

それらに照準を絞り、確実に獲る為に特化した仕様となりますので
トラウトを狙う誰もが必要とするロッドでは無いのかもしれません。

このロッドからは「引きを愉しむ」という概念は切り捨てる所存です。

それを十分承知の上でこのロッドの開発が始まりました。
したがってそれらを狙って獲るうえで他に類を見ないトラウトロッドとなるでしょう。

しかし、このロッドを必要とするアングラーも必ず居るはずです。

ジャングルのように鬱蒼とした川岸を遡行する際の「快適性」
ルアーを自在にコントロールする「操作感」
キャストコースの限られたシチュエーションも珍しくない場面での「アキュラシー」
本流域では重要視される安定した「飛距離」
最後の最後勝負を決する際、底に底に突っ込む大物を浮かせる「リフトパワー」
これら全ての要素を自分が持つ過去の経験を生かし
高いレベルで実現できればと考えております。

大物と邂逅できた千載一遇のチャンスを勝利に導くために妥協のないロッドを目指します。



以下、先月の釣行記です。

使用ロッドトラウトプロト72

二月も半ばを過ぎた休日
いつもの川へ足を運んでみました。

前日の予報では朝の最低気温は-17℃と例年通りで
この調子だと9時頃まではガイドが凍りつき
釣りにならないと判断し
徒歩による移動時間を見越して6時過ぎに自宅を出発です。

駐車スペースにはすでに2台の車がありましたが姿が見えず
先行者は相当早い出発だったことが分かりました。

しかし目的のルートに入っても先行者の足跡が見られないので
別のポイントを目指すようでした。

歩くこと1時間40分で目的のエリアに到着。

ここの河川では今までclover85をメインに使用してきましたが
昨年末トラウトプロト72が形になり手元に届いたのでこれを携えての釣行です。

本来は中規模チョークストリームで大型のイトウ・アメマスを確実に獲ることを
目的としたロッドですがキャストフィールやファイト時の追従性や曲がり具合
抜き上げで分かるパワーと遡行快適性等々を見る上で冬場での使用をしております。

流芯には大量の氷が流れていていてポイントを攻めるとトレースコースを阻むことは
間違いなく氷の間隔を見定めて釣りを展開する必要があります。

ガイドにラインを通し準備を整え風が強いのでやや重めの14gのスプーンをセットし
アップクロスにファーストキャスト。

ここのポイントは対岸寄りの流芯でメインのポイントは
対岸側の流芯際・緩流帯との境なのですが氷が多すぎるので
手前岸側の流芯際へルアーをプレゼン。
ラインスラックを出して底波の中を外さないよう小さくリフトフォールしてくると
正面を過ぎる辺りでまさかの1投目でヒット。

まだ寒い時間帯でリトリーブしてくるラインの水滴が氷滴となりガイドを一瞬で埋めてしまい
尚且つ流下する蓮氷に魚が引っかかるという
この時期特有の難関がありましたが無事にランディング。


これを皮切りに同一ポイントで4本のレギュラーサイズがヒットし
幸先良いスタートとなりました。

今回はお世話になっているメーカー様各位からスプーンが届いていたので
12g〜18gのスプーンをローテーションしての釣行を意識しています。
アメマスは氷の上に横たえた姿が似合うと思うのは道東人だけでしょうか。



更に移動。

実績が高く信頼をおいていて過去に様々な良型が出ている超一級ポイントです。

北東の風が強い中肉厚のスプーン18gに変更。

ここは流芯が手前岸を走っていて当然氷が手前岸を流下しているのですが
手前岸の流芯際は緩流帯がないので魚が付きにくく対岸側の流芯際を仕方なく攻めます。

案の定、ほんの少し流しただけで氷にラインが取られボトムキープは困難を極めます。

上流から下流に吹き降ろす風もルアーコントロールを阻みます。

このことから、通常よりアップに距離をとるようキャストコースを変更。

クロスキャストではラインがUの字に開きすぎることへの対応です。

水面までは1.5mほどど高いので万が一落水すると命の危険もあるので
足元には十分に注意し数歩移動してはアップにロングキャストを繰り返していきます。

このエリアにきて30分が経過するもレギュラーが一本出たのみで良型の反応が得られず
また数も伸びないので目先を変え流れの当たらない(氷が全く流れない)
普段では責めないコースへキャストしてみることに。

巻き返した部分に砂が溜まり水深は1m弱といった感じです。

一投目は何もなく2投目は2mほど流芯寄りへキャスト。

キャストと同時にブワァッとラインが出てスラックの調整が難しいですが
勝手にラインが引き出されるのを利用してルアー着水前にロッドを立て
着水と同時にリーリングし着底を確認します。

すると着底前に思いバイトがありファイト開始。
流芯の対岸側で掛けたので流下してくる氷を避けるべくロッドを
右に左に立て寝かせ寄せてきます。

60cm未満であれば楽に抜き上げられることは分かっていたのですが
一瞬見えた魚体はそれを超えているようだったのでウェーディングできる位置まで移動し
岸から張り出した氷を割ってネットを構えます。

何度も水面まで浮かせるとバラシの危険が高くなるので
中層以下で駆け引きをしながら少し出方を見て
一気にリフトしネットインに成功。

68cmと70cmには届かないまでも十分な良型です。

氷上でいろいろな角度で速やかに撮影を済ませリリース。

数ヶ月ぶりの良い魚でした。




それからは釣下りながらポイントを探ります。
要所要所で魚は出ますが先ほどの型以上は出ませんでした。

それでもこの時期にしては元気な個体ばかりで楽しめました。



そろそろ納竿も近づいたところで本日封印していたミノープラグにチェンジ。
理由はなく、ただなんとなくです(笑

この頃には流下する蓮氷もなくなっていたのもあります。
ダウンクロスにキャストしロッドアクションせずリーリングのストップゴーのみで
手前岸際をゆっくり引いてくると足元から良型が飛び出してきました(汗
バイトが近すぎてティップから1m以内のところで暴れる姿を目視し
引きを楽しみ最後はそのまま引き抜いて写真撮影。
これも62cmの良型でした。

この日、終わってみれば十数本のアメマスが釣れ
4本の60cmオーバーが見られ良い釣りができた日でした。

今回のように往復10kmを超える距離を遡行する際は
食事や水分、必要であれば着替えも携行するので
バックパックも使用します。


使用タックルです

ロッド Ripplefisher トラウトプロト72

リール セルテートハイパーカスタム3012H

ライン PE1.0号

リーダー ナイロン4号

ルアー

God Hands 本流本湖瀾竜12・18g

アングラーズシステム バックスデイトナ15・18g

D-3カスタムスプーン14・18g ダリア75S

エンドウクラフトメタルリップレス18gエスト9・18g

ラパラ CD-MAG9 他

プロト72につきましてキャストに関してだけ言えばシャープさは十分です。
ルアーの操作・アワセでも強めの張りが丁度良いですね。

特に、この日のように強風だとラインスラックが多めに出てしまうので
通常、短めのロッドではしっかりとしたアワセがやや困難となります。

ですので、この操作感とシャープと張りは今後の過程に残せたらと思います。

ファイト・抜き上げ時、バットが曲がり過ぎる感じがあるので
もう一段階パワーを上げて様子を見てみたいです。

文中にあるようにスプーン・ミノープラグを使用しましたが
レングスの割に短いとは感じませんでした。

これもリトリーブの際に「曲がりすぎない」ことの恩恵だと思われます。

間もなくお目見えするプロトロッド第2弾では自分のわがままを更に形にしてくれることと思います。
手元に届くのがとても楽しみです。

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3月下旬、湿原河川の長距離コースに数回釣行してきました。

駐車スペースから往復16kmもの距離を移動しながらの釣りとなるため
ロッドが短く手返しの良い釣りが展開できるのは嬉しいです。

また、復路では疲労により僅か100g前後のロッド自重がとても重く感じ
更に密生する湿原の河畔林を縫うように遡行することから
7feet2inchというショートスペックは大変助かります。

前回の報告直後より釣行を重ねておりましたが
サイズ的には最大で74cm
60cm以上の雨鱒を20本以上キャッチしましたので
現段階でのインプレッションを報告します。

総キャッチ数は50本程度かと思います。

このロッドに求める部分を確かめる為
60cm未満の雨鱒はテスト対象とはしませんでした。

ただ、ゴリ巻きするファイトで対処しました。


キャスト〜ルアーコントロールのパートについて。

メインに使用するルアーは
ミノープラグ7�〜11�
スプーン12g〜22g
メタルジグ14g〜22g
となっています。

中でもスプーンを使用した釣りが好みで
流下するスプーンのレンジコントロールの操作には
ロッドが高感度であることが最も求められ
繊細なロッドワークが必要となります。

その点から見ても現段階でかなり良く仕上がっていると思われます。

変わってフックセットからファイト〜ランディングまでのパートについて。

フッキングについて。

張りの強いブランクにより
小さなモーションでしっかりフッキング出来ると思います。

同じく、ロッドとラインの内角が90°以下であっても
曲がりにくいティップセクションのおかげで
うまく合わせられないと言ったことはなかったです。

(自分が河川でスプーンを使用する際の多くは
ラインに不要なドラッグが掛からないよう
ロッドティップを空に向けた状態です。

その状態ではロッドが垂直に近い状況から
徐々にロッドをルアーに向けて送り込んでいくので
ロッドを煽っても確実なフッキングは難しいと思います。

ですから低負荷で曲がるロッドでは合わせ損ねに繋がると考えます。)

ファイト時には以前より感じていたバットセクションの
パワー不足が如何程かを再確認すべく
大型がヒットした際は意図的にドラグテンションを掛け
ガンガン曲げてどこまで対応できるかを体感するよう
意識しておりました。

最後の詰め、ランディングについて。

道東の湿原河川には川原は見られず
足元から水面まで垂直に1〜1.5m落差があり
冬場はそこに雪が積もるのでプラス20cm〜50cm
最大で2m近い落差ができるのも珍しくありません。

そんな条件なので抜き上げるのが基本的なランディングとなります。

それは良型であっても挑戦してみるところです。

注意点としまして。

60cmを超える雨鱒は決して小さいとは思いません。

ぞんざいな扱いに捉えられそうですが
素早いリリースには不可欠なランディング方法と思っています。

抜き上げたあとのケアも大事です。

枯れ草の上に寝かすのは体表を傷つけるので避けたいですね。

どうしても足場を選ぶ余裕がないこともありますが
出来るだけ避けてはいます。

余談ですが雪の上に寝かすことはほとんどダメージを与えません。

話はそれましたが
上記のようなシチュエーションが多いことから
いかに良型であってもまずは抜き上げようと試みました。

毎釣行で良型が出るわけではなく
また、貴重な1匹に変わりはないことではありましたが
これもテストの一環と割り切って幾度となく抜き上げを敢行しました。

「慣れ」とは怖いもので
60cmジャストであればなんとかなるとわかり
それから65cm68cmとどんどんサイズが上がっていき
目視でサイズを見極めることができなくなった最近の釣行では
70cmオーバーを何度も抜き上げようとしておりました。

しかし、なかなか持ち上がらなかったので
諦めてウェーディングできる場所まで引きずっていき
入水してネットランディングしました。

獲ってみると74cm2.8kgでした。

このウェイトはちょっと無理があったようです。

(リリース時浅瀬で休憩しているところを水中撮影です)


このあと、コンディションが良い73cmも抜き上げようとしましたが
こちらも尾鰭が水面から離れることはありませんでした。

(前回の2.8kgより重かったと思います。)

推定ですが、2kg未満であればなんとか抜き上げ可能かと思われます。

コンディションにもよりますがサイズ的には65cm〜70cm程度でしょうか。

一般的なトラウトロッドというくくりから言えば十分なパワーかと思います。

しかしながら、不意の大物にドラグテンションを3kg以上かけた状況で
真っ向勝負をしなければならないのであれば
大げさとは言えないテスト内容でしょう。

リール・ライン・フックがどんどん進化して強度を上げ
ルアーフィッシングらしい「力比べ」が可能となった近年
トラウトロッドに求められるのは軽快さや繊細さだけでなく
パワーも重要視しなければならないと感じています。

それを具現化すべくテストしております。

以下その他釣果等画像です。

68cm


72cm


70cm


ミノープラグで


間もなく上がってくるテストブランク�2も
どこまで曲げられるか
どこまで耐えられるかをテストしてみようと思います。

使用タックルです

ロッド Ripplefisher トラウトプロト72

リール セルテートハイパーカスタム3012H

ライン PE1.0号

リーダー ナイロン4号

ルアー

God Hands 本流本湖瀾竜12・18g
     風牙ロワイヤル18g24g

アングラーズシステム バックスデイトナ15・18g

D-3カスタムスプーン14・18g ダリア75S

エンドウクラフト メタルリップレス18g22g
         エスト9g18g30g

スミス DDパニッシュ

バスディ シュガーディープ9cm

ラパラ CD-MAG9 他

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4月中旬、トラウト72 テストブランク�2が届きましたので本流下流域へ釣行し感触を確かめてきました。

まず握っただけで分かる高反発ブランクは�1からの改良点として要望通りの強さを実感出来ました。

にも関わらずほとんど重量は変わっていないので長距離の遡行が楽しみです。

本流は川幅が広いのでキャストウェイトの上限を確認するには適しています。

最大で35gまで振ってっましたが、しっかり振り抜けるのは28gまでと思います。

そこからルアーの操作、バイトに対する確実なアワセは�1を踏襲しており十分な性能です。

ただ、ファイトに関しましてはそこに至らないサイズしかヒットしておりませんので未確認です。

今後、来るべき季節まで持ち越しとなりそうです。

5月中旬、今度は湿原河川中流域へ。

川幅の割に水深があり、頭上を含め四方を立木や葦に囲まれた中から狙った場所へしっかりルアーを打ち込む必要のある難易度の高い河川です。

通常のようにしっかりバックスイングを取ることができない状況下でも、小さいモーションで対岸のスポットを狙い打つにはやはりトラウト72の張りが必要ですね。

ルアーを落とした後も、スラックをしっかりコントロールし確実にアワセを入れ、ファイトでも主導権は常にこちらが握り続けるといった「強い」要素を凝縮しております。

まだ目標とするサイズの半分程度ですがこちらも今後に期待したいと思います。


今回の使用タックルです。

ロッド Ripplefisher トラウトプロト72 テストブランク�2

リール セルテートハイパーカスタム3012H

ライン PE1.0号

リーダー ナイロン5号

ルアー

God Hands 本流本湖瀾竜12・18g
     風牙ロワイヤル18g24g

アングラーズシステム バックスデイトナ15・18g

D-3カスタムスプーン14・18g ダリア75S

エンドウクラフト メタルリップレス18g22g
         エスト9g18g30g

スミス DDパニッシュ80F・95F

バスディ シュガーディープ90・110

ラパラ CD-MAG9 他

今回、PE1.2号の必要性を感じる場面がありました。今までPE1.0号をメインに使用してきましたので、そちらの模様は追ってご連絡差し上げます。

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秋の湿原河川アメマス釣果とインプレです。

去る11月中旬地元湿原河川の奥地へ足を運びました。
この日のアメマスのアベレージは43〜45cm程度


50cm台を数本と62cm










最大は70ジャストでした。






やはり、強いプロト72のテスト相手としてはこのナナマルクラスでなければ本領を発揮するに至らないことを再認識できました。

ヒット後のボトムステイからリフトに入る際に最もバットパワーを感じることができます。

これまでのテスト釣行でキャスト時の振り抜けの良さ
ルアーの操作感・ファイト時のパワー、安心感
これらについてほぼ完成の域に達していると感じます。
それらを今一度確認するように釣行を続けているところです。

その後11月下旬、湿原河川本流のカヌーフィッシングへ。
下見を兼ねた調査釣行ということもあって
早めのテンポで探っていきました。
40cmクラスはポツポツ釣れますが中々サイズが伸びず
最大は60ちょっととなりました。


11月末にも本流へ足を運びました。
背後や頭上に河畔林の枝が迫っている中で自分本位の
キャストをする為に必要な張りと強さを再確認できます。


短時間釣行と言う事もあり貧果でしたが
直ダウンでの魚とのやり取りではロッドをうまく操作して
魚の引きに合わせた動きが重要ですね。


これから冬本番、雪に覆われた世界での釣りとなります。
丹頂鶴の親子も冬支度でしょうか。

厳冬期の釣行模様は後日追記していきます。


使用タックル(参考)
リール:セルテート3012H
ライン:PE1.0号
リーダー:フロロカーボン4号
クロスロックスナップ
ルアー:GodHands 本流本湖瀾竜12g〜22g 風牙18g24g
    angler's system バックス12.3g バックスデイトナ15g18g
    D-3customlure's customspoon18g 福女子28g
    Endocraft エスト25 メタルリップレス18g28g
    シュガーディープ90 CD-MAG9 他


使用タックル2
リール:トーナメントフォース3000
ライン:PE1.5号
リーダー:フロロカーボン5号
クロスロックスナップ
ルアー:GodHands 本流本湖瀾竜12g〜22g 風牙18g24g
    angler's system バックス12.3g バックスデイトナ15g18g
    D-3customlure's customspoon18g 福女子28g
    Endocraft エスト25 メタルリップレス18g28g
    シュガーディープ90 CD-MAG9 他

また、自身のブログ・フェイスブックでもプロトシリーズを使用した釣行をお伝えしておりますので、そちらもご覧下さい。

フェイスブック https://www.facebook.com/akira.hino.79

ブログ(アメブロ)
http://ameblo.jp/akira5436/

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2014.01.22追記

大変遅くなりましたが、2013釣り納め、2014釣り初め、釣行記のインプレを記載します。

2013.12.29釣り納めへ

現地到着の気温は-13℃と厳しい冷え込みでした。

ルアーをキャストすると1投目からラインはガリガリと音を立ててガイドに干渉し

2投目でリトリーブに支障をきたす程でした。

巻きの釣りだとリトリーブ回数が増えるので、いつものスプーンを流す釣りで探っていきます。

結果的にこの日はほぼこの釣りをやり通すことになりました。

既にロッドの感触は十分わかってきているので、使用感、それを言葉で表現できる域まで使い込みたいと思い煮詰めています。

スプーン・ジグ・ジグミノー・ディープミノーなどのアクション開始の感触、微妙な操作、クラッチを切る・繋ぐイメージを確かめています。(お伝えしにくいのですが)

とにかく多様な場面で数を釣り、どんな局面でもこちらが操作することを意識しています。

それらを念頭に置き釣行を繰り返しています。

この日最大は60cm台半ばだったと思います。
数は15本程度です。

以下釣果画像です。





















使用タックル

リール:イグジスト2500
ライン:PE1.0号
リーダー:フロロカーボン4号
クロスロックスナップ
ルアー:GodHands 本流本湖瀾竜12g〜22g 風牙18g24g
    angler's system バックス12.3g バックスデイトナ15g18g
    D-3customlure's customspoon18g 福女子28g
    Endocraft エスト30 メタルリップレス18g28g ダント30g
    シュガーディープ90 CD-MAG9 他

続けて2014.01.04の釣行模様です。

基本理念は前回同様です。

釣行エリアは前回よりも10kmほど下流へ移動しています。若干河川幅も広く、水量もやや多いので細かい範囲でのアジャストは必要です。ロッドインプレとしてはこの域の違いが重要です。
流石は真冬の釣行、キャスト後ガイドフットにフックを掛けて移動し(数十秒)次のキャストの際にはすでにルアーは凍りつき、スプーンとフックは横にしても一直線です(汗)

この日の釣果の方は最大は68cm、数は13本でした。

釣り初めですのでお神酒を供えてきました。

以下釣果画像です。

































使用タックル

リール:イグジスト2500
ライン:PE1.0号
リーダー:フロロカーボン4号
クロスロックスナップ
ルアー:GodHands 本流本湖瀾竜12g〜22g 風牙18g24g
    angler's system バックス12.3g バックスデイトナ15g18g
    D-3customlure's customspoon18g 福女子28g customjig18g
    Endocraft エスト30 メタルリップレス18g28g ダント30g
    DDパニッシュ80 シュガーディープ90 CD-MAG9 他

投稿 日野 彰

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2014.6.16 追記

幻との邂逅

これまで多数の70cmオーバーの雨鱒をキャッチすることができ、対雨鱒での使用感は十分に掴めてきたと思います。

また、一度の釣行で15km、多い時で20kmもの距離を遡行してきたことで、ファイトに限らず右腕としてのロッドの馴染みについても
申し分なく思います。

しかし、唯一達成できていなかったのが、『幻』との邂逅でした。

雨鱒とは一線を画すパワーと重量感、そして緊張感。

それと対決しトラウトプロト72が真の実力を発揮することが望まれていました。

そんな思いの中、2014年3月下旬、地元湿原河川へ釣行してきました。

狙いはもちろん一発大物です。

近年はより大物との出会いを求め、道北に遠征することが多くなり、この時期この河川への釣行は4年振り。

当日はすこしゆっくり目のAM10時頃に実釣開始。

その強さ・貴重さを思い知っているので、いつも以上にラインやノットのチェックに余念がありません。

さらに各ルアーに装着済みのフックポイントにも気を配り、一発必中の気合を入れキャスト開始です。

今回は遠方の友人も含め6人での釣行となりましたが、太く深い流れは先行者が必ずしも有利ではなく

トレースラインをしっかりと見極めてレンジを外さないよう気を配れば結果はついてきます。

雪解けの増水と薄濁りの為トレースラインは分かりにくいのですが、定位しているであろうポイントを絞りスプーンを送り込んで行きます。

ショートレングスで感度の良いプロト72はアップにキャストしたスプーンがボトムに到達、リフトフォールしてくる感触もしっかりと手元に伝わります。

要所を攻めているとすぐ後ろでキャストしていた友人に雨鱒がヒットした模様。

出れば本命と意気込んでいましたが、雨鱒が出たので緊張感がやや緩みかけた頃でした。

カーブのアウトサイドにポジションを取り、流芯を切った辺りに1投目、更に緩い方へ2投目、更に3投目、そして4投目のフォールからのリフト後

テンションを保ったままボトムと平行にドリフトさせるイメージで流すスプーンがコツンという手応えと共に流下を止めたので、反射的にロッドを煽りアワセました。

この時点では「プルプルプル」という手応えで、今思えばどうなっていたのか不思議な感蝕でした。

そこからラインを巻き取りつつロッドを寝かせてもう一度リフトしようとしたところで一気にバットまで絞り込まれ、ロッドを持つ右脇を締めて耐える体制に。

このロッドをここまで曲げられるのは初めてのことでしたが、その体制のまま瞬時に(無意識に)追いアワセを3発叩き込みました。

もうこの時点で本命であることは疑う余地はありません。一発のキックで引き込まれる強さも十分過ぎます。

ジリリリリリッとボトムに向かいラインを出す相手には無理をせずロッドを送り込み抵抗を抑えるよう操作、膠着するタイミングでグイグイとリフトに掛かります。

岸からほぼ垂直に落ちる足元はウェーディングは絶対に無理なのでランディング場所を模索しつつファイトをしなければなりません。ラインはバーチカルジギングのごとく足元へと真下に刺さります。

幸い、仲間が駆けつけてくれたので、自分の特大ネットを手渡しランディングを頼みました。

一度浮き上がった魚体を見て一同の興奮も最高潮に。

激しくローリングしたり、長距離を走り続けたりといったことはありませんが、ゆっくりとボトムや対岸に向かうことを制することができないパワーとトルクが自分にプレッシャーを掛けてきます。

自分も負けじとプレッシャーを掛けますがファイトが長引いてしまいます。そのうち、ゆっくりと浮いてきたかと思うとそのままハイジャンプを披露。

イトウでは初めてのジャンプに動揺は隠せませんでしたがなんとかフックオフせず再び膠着状態になりました。

とても長い時間に感じましたがきっと数分の出来事だったかと思います。その間、これまでのことを回想したりランディング方法を考えたりと頭の中はフル回転でしたが

ついに相手は水面直下にステイしだし、時折水面上に体を翻して最後の抵抗をしてきたので岸に座り込む形で水中と水面上での駆け引きを続け、そろそろと見極め友人に声をかけ、魚の頭を水面上に引き上げます。

友人は河畔林にぶら下がるように両手を目一杯広げネットを差し出し、自分もそこへ魚を誘導し無事ネットインとなりました。

ベイルを返し安堵の時を迎え、まじまじと魚体を覗きこむと、これまで見てきたイトウの中でも1・2を争う最高のコンディションでその太さが目を引きます。



81cm 推定7kg台後半の個体でした。



秘かにこのロッドでのターゲットとして目標としていたイトウ、しかもサイズも満たしてくれポテンシャルは十分に見れたことと思います。

実績としてはこの上ありません。

それから、キャスタビリティーはもちろん、アタリに対するアワセ、ツッコミに対するロッドの追従性、リフト時・ランディング時のバットパワーもしっかり確認できました。

一番知りたかった「このサイズ」とのファイトといった部分が見られたような気がしています。

今回の1本をキャッチして、思った通りの調子で納得のいく仕上がりとなっていることが確認できました。

つまり、目一杯ではなく、やや余力を残しているという事です。そこが心配所でしたので胸のツカエみたいなものが取れた心境です。

課題としては、フックが刺さりきっておらずネットイン直後にルアーがポロリと落ちてしまったこと。要因として、自分の技術的な面(メンタル面含む)でアワセが弱かったのかと思われます。

使用していたメインラインがPE1号だったので、あまり力を掛けると摩擦でブレイクしてしまうことを懸念して力を加減しましたが、勝手にフックが外れるのは不本意な結果でした。

今後、PE1.2号を使用して至高のターゲットに挑んでみたいと思います。



無事リリース(^^)

使用タックル

ロッド リップルフィッシャー トラウトプロト72�2

リール 13セルテート2510PE-H

ライン PE1.0号

リーダー フロロ4号

ルアー

God Hands 本流本湖瀾竜12g18g

アングラーズシステム バックスデイトナ15g18g オリエン19g

D-3カスタム カスタムスプーン14g18g

エンドウクラフトメタルリップレス18g28g エスト30エスト40


ヒットルアー 『バックスデイトナ15gFGS』


ウェア(上から)

アングラーズデザイン キャスケット オリーブ

同 ウェーディングレインジャケット モカブラウン

同 ストレッチウォーマーグローブ� ブラック

同 ストリームマスターベスト タン

同 ハイブリッドチェストウェーダー� アースブラウン

同 アドバンスウェーディングシューズ ブラック


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2015.09.23フィールドテスト総括


2014年3月のイトウ釣行後更新が滞っておりました。

その後のフィールドテスト模様をまとめてお伝え致します。



2014.3月下旬、その後も積雪の湿原に繰り出したくさんのアメマスを相手にロッドを曲げる感触を確かめに。

いつものエリアで良い感じの流れを流すと71cmを筆頭に十数匹のアメマスが出てくれました。







当然、ゆとりを持ったファイトを展開することができました。

この時のヒット総数は15匹ほど。すべて素早いキャッチ&リリースを実践でき満足です。



大雪厳寒期を越せなかった野生の骸。
その水面下にいる野生に相手をしてもらい感謝です。







参考タックル
ラインPE1.0号
リーダーフロロ4号
ルアー スプーン12〜24g
    バイブレーション6.5cm13g〜8cm18g
    ジグミノー 7cm18g〜9cm38g
    メタルジグ 5.5cm18g〜8.5cm30g
    ディープダイバー 7.5cm5g〜11cm18g


2014.4月に入った翌々週も湿原河川下流域へ。

既に満開となったネコヤナギを横目に歩を進めます。ゆったりした流れに対しスプーン・ジグミノー・バイブレーションといったモノを落とし込む釣りをメインに進みました。

この日は比較的反応が良くスローなドリフトやスイングにも逆引きにも好反応を示し、マックスで60cm台半ばまでのアメマスが遊んでくれました。



少しずつ水温が上がり始めるこの時期のアメマスはまだ細身ではあるものの、発達したヒレを最大限に広げボトムに張り付いたり、ブッシュや倒木下に突っ込んだりするのでスリリングなファイトを楽しませてくれます。



この頃になると蛙も顔を見せるようになります。


参考タックル
ラインPE1.0号
リーダーフロロ4号
ルアー スプーン12〜24g
    バイブレーション6.5cm13g〜8cm18g
    ジグミノー 7cm18g〜9cm38g
    メタルジグ 5.5cm18g〜8.5cm30g
    ディープダイバー 7.5cm5g〜11cm18g


5月・6月・7月は渓流も開幕し、ショアから狙う海アメマス海サクラも重なりブラウントラスト72での釣行は減少します。


2014.8月、このロッドが最も真価を発揮するフィールドへ。



70cmを超える遡上アメマスとイトウが潜むエリアで、このショートレングス&ハイパワーが威力を発揮します。

川幅5m以下、それでいて大型のターゲットを、ほぼドラグファイトせずにランディングに持ち込むのですから、すべてのタックルを強化しなければなりません。

この為、秋冬問わず湿原のアメマスを相手にフィールドテストを繰り返してきました。

ただ、この時は釣行前日に降った大雨の影響で本命エリアに釣行出来ず、釣りが成立する支流での釣りとなったのでサイズは出ませんでしたが、キャストやアワセといった部分は確認できました。





また、小さいながらもイトウが根付いていることは嬉しく思った釣行でした。



参考タックル
ラインPE1.0号
リーダーフロロ5号
ルアー スプーン8〜18g
    ディープダイバー 7.5cm5g〜8cm6.4g


2016.03.16フィールドテスト総括

前回更新の続きです。

2014年9月下旬〜10月中旬

河原が開けたストーンリバーへ遡上アメマスを狙っての釣行。

近年は遡上量そのものが少なく推移していて一昔前までのように面白いようには釣れないですが

根気よく通い数は出ました。最大で60cmほどでしたが主たるターゲットの遡上アメマスの引きを十分に確認できたと思います。













またイレギュラーながら50cmクラスのワイルドレインボーもキャッチ。



疾風のごとく素早い派手なジャンプも経験しましたがこのクラス以上のサイズのジャンプであれば

バレやすいということは無いのでは?とも思えました。

この頃より実釣動画の撮影を始め、ファイト中のロッドの追従性やパワーをより鮮明に肉眼で確認できるようになり

更に性能の充実を実感できました。

リール ダイワ 13セルテート2510PE-H
ライン サンライン スーパーブレイド5 1.2号
リーダー サンライン ポケットショックリーダーFC5号
ルアーゴッドハンズ 本流本湖瀾竜8g
アングラーズシステム オリエン10g
D-3customlure’s ベルスプーン10g
TD-5 ダブルクラッチ リリス 他



季節は進み2014年11月〜2015年3月

アメマスは越冬するため水深のあるゆったりとした湿原河川の下流部に集結。

何時ものように通い慣れたエリアへロッドの調子を確認すべく釣行。











最大サイズは69cm、数は40ほどかとは思います。











川幅は支流で10m〜20m、本流では最大で40mもある中、寒さ故のショートバイトを獲る神経戦も常となりますが

この時点で、この釣りへの対応はほぼ完璧だったので快適な釣りであることを確認した次第です。

また、カヌーフィッシングにも持ち込みました。やはりショートレングスでハイパワーは取り回しがとても良く扱いやすかったです。





リール ダイワ 13セルテート2510PE-H
ライン サンライン キャストアウェイPE1.0号
リーダー サンライン ポケットショックリーダーFC5号
ルアー GOD HANDS 本流本湖瀾竜12g・18g
   Anglers system BUXdaytona15g・18g
   D-3custom lure's Customspoon14g・18gBellspoon10g
   Endo Craft metal lipless9g・18g EST30




2015年3月下旬、2度目の邂逅

3月中旬に一度、完全に空振りして2度目の挑戦。

自分を含めて4人。ある程度入釣のタイミングを図り時間を設定していきました。

先行者あり、雪解けの増水&濁りも若干ありで雰囲気はありました。





干満の影響で流れがどんどん緩くなってきて日没を意識する時間帯に差し掛かった頃それまで同様に、ダウンクロスから先行させ時折ジャークを入れたイトウ専用ミノーが川の中央に差し掛かった所で『カツン・カツン』という手応えが。

違和感に気付きましたが更にリトリーブを続け、リールハンドルを3回転した辺りでもう一度『カツン・・・コッ・コッ』の直後にズドン!

『キタッ!』と思うと同時に全力で合わせを何発も叩き込みます。

しかし、既に足元の際に差し掛かってからのヒットだったので、足元のブッシュへと突っ込む相手を川の中央に引き出すように、ロッドを持つ右腕を目一杯伸ばし苦しい体制でファイトが続きました。

そこは張りの強さに自信があるので誘導しつつ足元に強引に寄せに掛かりました。間も無く足元に浮かび上がってきたのはまずまずの良型です。

そこは足場が高く屈んでもネットが届きそうもなかったので岸に座り込み川面に身を乗り出して、魚が一瞬おとなしくなった瞬間にネットイン。



体長は74cmとまずまずでしたが、ウェイトの乗ったコンディションの良いイトウでした。



前回よりもサイズダウンとなってはしまいましたが、素直に嬉しい1本でした。もちろん、余力は十分で、まだまだ余裕であることを実感できました。



リール セルテート2510PE-H
ライン サンライン キャストアウェイPE 1.5号
リーダー サンラインポケットショックリーダーFC 7号
ヒットルアー
LWワークス チライ150ミドル 

着用ウェア(上から)
アングラーズデザイン アメリカンメッシュキャップ レッド
(同上)ウェーディングレインジャケット モカブラウン
(同上)ストリームマスターベスト タン
(同上)フィッシュグリップホルダー2 イエロー
(同上)システムアップバック2 イエロー
(同上)ハイブリッドチェストウェーダー2 アースブラウン
(同上)アドバンスウェーディングシューズ ブラック
(同上)ランバーサポートベルト レッド
(同上)オフショアグローブ2 ブラック
(同上)プライヤーホルダーII L ブラック


2016.06.27フィールドテスト総括

2015年春のイトウシーズンを終えてからは
河川内のアメマス達が海を目指し降海するので
その直前の湿原を放浪していました。

あまり良型は出ませんでしたが
足場の高い道東湿原河川での有用性を再認識できました。

季節は過ぎ盛夏の湿原へ。
ブラウントラスト72が最も真価を発揮する釣りです。























険しいストラクチャーと視界を遮る濃密なブッシュ
川幅5〜10m以下にもかかわらず最大で80cmを超えるモンスターとの
一騎打ちを仕掛ける高難易度の釣り。
近年は良型に会えていませんが
いずれこのロッドを心地よく曲げてくれることでしょう。


河川に遡上を開始したアメマスを狙っての釣行においても
高反発ブランクの良さが発揮され
狙い通りのピンスポットにルアーを打込み
小さいモーションでアクションさせバイトには合わせ入れる
一連の流れを見て取れました。

晩秋の湿原イトウ釣行
先日発売となったトラウトマガジン『Gijie夏・秋号』への掲載のため
こちらでのお披露目をお待ち頂く事となっておりました。
紙面にも掲載されておりますがこちらでも詳細を。

当日はあらゆる要素を加味して入渓エリアや時間を設定しました。
何度も訪れた当地はアングラーが増えることも減ることもない印象です。
そして魚はやや増えているのでは?と思います。
自分の勝手な思い込みですが。

さて当日の話に戻りますが
駐車スペースにはすでに3台ほどが停まっていて
先行者が居るのは間違いありませんでした。
また、身支度を済ませ川辺にいくとゴムボートに乗った
二人組が出船するところでした。
エンジンボートがここで?と色々思案しましたが
とにかく釣り場を変えるか時間をおいて後追いを選択するか迷いました。
1ヶ月ほど前からこのエリアでの釣りのタイミングと日付を吟味していたので
ボートが走ってからの後追いを選択。
幸い早いペースで遡上していったのでその後の気持ち的には楽でした。

開始1時間半、何のコンタクトもないままに時間が過ぎポイント移動を続けると
見慣れない風倒木のストラクチャーが目に入りました。
元来、この流域は流れに変化が少ないので
当然の如くそこにスプーンを打ち込みます。
1投目は巻き返しと流芯の境目に。何事もなく流下・回収。
2投目、もう少し巻き返し中央付近に落とし込み、ラインにドラッグが掛かって
スプーンが流芯に引き出され始めた所で『グイーン』という手応え。
出れば本命と意気込みタックル各所をセッティングしていたので
躊躇なくおもいっきりアワセを1発。
ロッドを倒しながらリーリングして2発3発。ドラグ設定もキツ目にしていたので
ギギっともならないですが相手も負けずに下流に向かって疾走
ラインを引き出せないからか水面を割りジャンプ。
季節柄、外道の遡上魚のスレか?という不安が一瞬脳裏を過りましたが
落ち着いてボトムに張り付いた相手との距離を徐々に詰め
眼下に目視できたのは本命でした。
あとはグリグリとリーリングしOVER100ネットに捻じ込み勝負アリ。
イトウとは思えないほどのダッシュとジャンプを披露してくれたのは
70cmに満たないまでもナイスコンディションでした。



スムーズにリリースを済ませキャストを再開。
それまで同様アップクロス・クロス・ダウンクロスと探っていき
実績もあり気になるポイントへ近づきより入念にキャストを続けます。

流れが自分の足元に当たり水深のあるポイント。
岸際のヨシが川面へ倒れこみ、その下がやや流れが緩やかになっている1級ポイント。
ボートが先行しプレッシャーが掛かっていることを想定し
こちらの気配を気取られないようその岸際に狙いを定め直アップにキャストしつつ接近していきます。

立ち位置からキャストしそこから5m近付くのを繰り返すこと数度目
アップにキャストたミノーが着水点と自分との中間付近に差し掛かった辺りで『コツン』という手応え。

そこは何度も通したコースで何もないはず・・・と思いフックチェックをしてもう一度キャスト。

最大潜行深度に達したミノーをショートジャークで躍らせるイメージでアクションさせリトリーブ。
先ほどコツンと当たりのあった地点を何事もなく通過してティップに戻ろうとするミノー。

そしてミノーを視認したところで背後から大きな影が突進し視界から消えたミノー。

黒い影は反転すると同時にギラギラと光を反射させその巨体を露わにし緊張はマックス。
直下にのたうち回る相手に何度も強烈なアワセを叩き込みフックセット。
先ほどのキツ目のドラグ設定のままだったのにギリギリギリと音をならしラインを引き出します。
足場は高く移動も難しいのでその場でのファイトを続けようかどうするかと悩み
最終的にランディングをと考え憶測の域で水深を見定め飛び込むことを決断。
たった10秒程度でしたがとても悩んだような気がしました。





終始眼科で巨体を翻す相手に最大限のプレッシャーを掛け続けOver100Netを背中から引抜き
それと同時に強引にネットイン。

長く見積もっても1分半(恐らく1分程度)の長いようで短い勝負を制しました。





鬱蒼と生い茂るジャングルの中で、遡上したての大雨鱒との真っ向勝負を目論み
テストに入っていったブラウントラスト72
開発に着手してから1年半後には80クラスのイトウとの邂逅を迎え数本のイトウとの勝負を経て
道東においてこのイトウとの出会いを実現できたことで十分なパフォーマンスを発揮出来たと言えるでしょう。



これまではまだまだ計り知れないと自分に言い聞かせてきましたが、今回の1本は釣果としてはこの上ないと思います。

リール セルテート2510PE-H
ライン サンライン ソルティメイトキャストアウェイPE 1.2号
リーダー サンラインポケットショックリーダーFC 7号
ヒットルアー
アングラーズシステム バックスデイトナ15g
LWワークス チライ150ミドル 

着用ウェア(上から)
アングラーズデザイン アメリカンメッシュキャップ レッド
(同上)ウェーディングレインジャケット モカブラウン
(同上)ストリームマスターベスト タン
(同上)フィッシュグリップホルダー2 イエロー
(同上)システムアップバック2 イエロー
(同上)ハイブリッドチェストウェーダー2 アースブラウン
(同上)アドバンスウェーディングシューズ ブラック
(同上)ランバーサポートベルト レッド
(同上)オフショアグローブ2 ブラック
(同上)プライヤーホルダーII L ブラック

補足として。
このファイトを経験し比較的落ち着いて振り返ると、まだ相手のサイズ的には余裕があると思います。
つまりこのロッドの限界ではないと言うことです。
このような狭い河川での1mクラスとの真っ向勝負を制す為、これからもブラウントラスト72を携え湿原を放浪していきます。


投稿 日野 彰


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