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5 釣行日誌
5 釣行日誌 : 2016年5月 春の種子島GT釣行 (南海 島崎民宿) 使用ロッド(Ultimo83ML TEST / GT77Flex TEST / Ultimo82MH Nano )
投稿者 : ripple 投稿日時: 2016-07-31 16:31:37 (494 ヒット)

文 前田大輔(リップル) 画像 リップル・ヤマガスタッフ他

雑誌掲載の為、ご案内が遅くなりました。



関連動画
https://www.youtube.com/watch?v=NISXgLkejUs

2016年5月、今シーズン初のGT釣行。私たちが住む熊本から、海陸路合わせて約5時間と比較的手軽に通え、北限の大型GTが狙える種子島。今年もGTロッドのテスト開発の為、種子島の南海(LIFE Fishing Guide Service)にお世話になった。


今回の目的は今期リリースを迎える「Ultimo83ML」の最終調整と来春リリース予定の「F-STICK GT77Flex Nano」のテスト。Ultimo83MLに関しては、ペンシルの使用をメインにGTに限らずヒラマサ、マグロ等、魚種への汎用性が高い。ここ一年は特に集中的にテスト開発を行ってきたモデルだ。77Flexに関しては、当初は小型船が多い海外からの要望だったが、国内の大型船のトモ・小中型船での扱いも抜群なレングスだ。海外の方も使用するモデルなので、多少パワーがあり、ポッパー・ダイビングポッパーはもちろん中・大型ペンシル等もマニュアル感覚で操作できる設定だ。

そして、5月は種子島GTのスタートする時期だが、今シーズンの立ち上がりはやや低調だったようだ。5月はシーズン初めともあり大型GTの期待は出来るものの、黒潮の蛇行等で水温が不安定な時期でもある。先週の情報によると水温21度〜22度、最終日には黒潮が入り25度になり、その際は一気にバイトが集中したようだ。その調子で黒潮が蛇行しないことを願いながら、私たちは種子島入りした。

初日はあいにくの雨、西の風が12〜3m。夕マズメ、風が納まるタイミングをみて2時間ほど近場を偵察することになった。
やはり岸寄りのポイントは水温が低い21度。激シャローポイントを攻める。ここ最近は水温が上がりきらずに活性が低いせいか、GTの反応があるのは根の頂上付近らしく、船長もピンポイントで船を流す。

私は船首の釣り座を譲りトモに入るが、やはりチャンスがあれば一本は欲しいので、まずは一本キャッチし気持ちに余裕が欲しいところだ。船は2時方向からポイントに突入し、普通にキャストを続けるとメンバーが叩いた後に私のルアーが通るイメージになる。
そこでバイトを拾うには、その日のGTの好みにあった効果的なアクションを演出するか、違うルアータイプで誘うか、もしくは叩いていないフレッシュなポイントにルアーを打ち込むかであろう。見ると、他メンバーはダイビングペンシル系を使用している。私は、時化・雨ということもありアピールが高い大型のポッパーを、しかしシャローのポイントなので、カップ系が小さいスリムなタイプを選んだ。
水面の変化から、根の頂上付近と思われるポイントに向け船が突入していく。
ポイント到着後の一投目も重要にしているが、焦る気持ちを抑え待つことも大事だ。ポイントがルアーの射程距離内に入るのを待ち、メンバーとのキャストタイミングを計りルアーをキャストする。ポッピングの強弱とショートポッピングにロングポッピング、さらには首振りアクション等を加え、少々長くポーズを取ると...「Extreme Lure ギガゲロオスギ(200g)」に激しくアタックしてきた!! 雨・爆風で荒れる海面に真っ白な飛沫が舞い上がる。
数秒後かかっただろうか? しっかり重みを乗るのを確認後、GTが噛んでいるルアーをずらすような感じでロッドを一直線上に構え、GTの動きに合わせ何度もフッキングを行いファイトに移る。噛む力が強いGTはフッキングを行ったつもりでも歯がルアーにめり込み、ただ噛んでいるだけでフッキングにいたらない時もある。
ロッドは、開発中の「RippleFisher F-STICK GT77Flex Nano No1」。
船長の予想通り、根のトップでのヒット! 水深は7〜8m!!
ヒット距離は船から約50m先。サイズに関係なく油断すると一瞬でブレイクしてしまう! 水深があるところへGTを強引に引っ張る為に、船長の強烈な前進フォローが入る。ロッドを寝かせた方が楽に耐えれるが、ここはテストロッドを曲げる為に立て続ける。



船長のフォローに耐え、水深約25mほどへ移動。40mはラインは出ているので、まだ油断はできない。ショートポンピングを続け、無事にランディングに成功したのは20キロクラスのGT。
今回シャローでのヒットだった為船長のフォローが入り、直下でのリフトパワーの確認はできなかったが、キャスト性・操作性もコンセプト通りに仕上がっていると確信できた。7ft7inchのショートロッド、一見飛距離が劣りそうだが、大型ルアーのキャストになるとヘッドスピードが増し、8ft前半のロッドとは変わらぬ飛距離を実現している。また、今回使用のポッパーやジャークベイトのアクションはショートレングスならではの切れがあり、細かなアクションを可能にしている。
タックル的には全く問題はなったが今シーズン最初のGTとのファイト。今期トレーニングを怠けていた私にとっては少々きついファイトとなり、つくづくトレーニングの大事さを痛感した一本になった。







2日目
快晴、沖の曽根、屋久島をくまなく回るが、やはり水温は21度。潮流も0,8ノット行けばいいほどと厳しい状態、やはり黒潮は蛇行しているようだ。
今回はサメを多く見るが、これも低水温の春特有の海だ。普通はサメが出るとルアーのロスト等を懸念するが、私は一気にテンションが上がる。サメがいるポイントは食物連鎖が盛んであり、ベイトがいることの証である、そこは大型のGTも回遊している可能性が大きく、私は大チャンスだと思い喜んでキャストを続ける。仮にサメがヒットしたとしても、フッキングのタイミングとファイトの絶好の練習になり、テストロッドの調子確認も出来る。
しかし、良い雰囲気はあったが、やはり水温が低いせいだろうか厳しい状況が続いた。夕マズメ、昨日私にヒットしたシャローポイントへ。納竿間際、同船メンバーがトップに何度も激しくチェイスするGTをうまく乗せ、10キロ後半をキャッチ、この日はこれで納竿となった。


3日目
快晴、屋久島の有力ポイントに入る。水温は21度と低いが良い色の潮が流れている。サメの姿も確認でき、期待は膨らむが、ヒットしたのはサメのみだった。その後、種子島の西海岸に移動して様々なルアーを投入するが、GTの反応は得られない。
そして、再び南の沖の曽根へ。水温はやはり21〜22度、潮は1ノット前後流れている。連なる大きな瀬、その間にスリットが入り根のトップは10m。非常にきわどいポイントだ。どうにか獲らせたい!! と思う克也船長は、風と潮の方向を確認し、ラインブレイクのリスクは承知の上、最初の一流しから根のトップへ向けて流し始める。
「水深30m...20m...だんだん浅くなりますよ! ルアー着水点は浅いですよ!気をつけてください!」と船長のアナウンスが流れ、メンバーに緊張が走る。
突然、沈黙を破る大きなバイト音!! ミヨシでキャストしていた芹川氏が操作する「カーペンターGTγ120」に激しく襲い掛かるGT! 今シーズンすでに40キロのGTを含め3本程キャッチしている芹川氏は、突然の水面爆発と共に襲い掛かるGTにも動揺せず、しっかりGTの動きをみてフッキング体制に入る。
ロッドは今期リリースを迎えた「RippleFisher Ultimo83ML」だ! ティップがしなやかな分、十分にGTの重みを感じバットに乗ってからのフッキングを行ない、ファイトに持ち込む芹川氏。Hクラス、MLクラスのロッドも基本的にはフッキング方法は同じだが、今回は特にライトなロッドの為手元まで乗るまで待ってフッキングを行ったようだ。
そして、今回もやはり今回も根のトップでのヒット、水深は10m!! 今回はやはりキワどい根のトップばかりにバイトが集中する。数少ないヒットをキャッチに持ち込む為にも船長にも力が入り、大きな掛け声と共にフォローを入れる克也船長! 乗船メンバーもルアーを回収しカメラ・ビデオに持ち替える。近くで見守るメンバ-と船長、そしてアングラーとが一丸となり、一匹のGTとのファイトを渡り合う。毎回の事ながらGTフィッシングは、一人では成す事が出来ないチームプレイだと痛感する。






GTの何度かの突っ込みにも柔らかく応え、落ち着いたファイトで上がってきたのは20キロクラス。ランディングの際激しく抵抗するGTではあったが、無事にネットイン。




今回の釣行でやっと一匹目を手にした芹川氏、ロッドテストという使命もあり、目的のロッドでの一本をキャッチ出来たという達成感から安堵の表情が伺える。しかし、一番喜んだのは克也船長に違いない。すばやく記念撮影を行いリリース。






この一匹を機にまたまた盛り上がるメンバー。コースをずらし再び同じ根を流すも、ワンバイトのみでこのGTが今回の釣行の最後となった。
ルアー操作、フッキング、ファイト方法も重要だが、何よりも揺れる船の上で黙々とキャスト続ける忍耐力こそがGTフィッシングで一番必要とされる要素だと、つくづく感じた今回の釣行だった。
このように、今年の5月は非常に厳しい釣行となったが、悪天候の中で精一杯、走り回ってくれた克也船長のお陰で今回の目的であったテストロッドでGTをキャッチすることが出来たのは何より嬉しかった。同時に、現場でしか得られない貴重なデータを今回も多く得ることが出来た。特にガイド設定の変更の必要性を感じ、工房に戻りすぐに改良を加え、次の釣行に備えることとなった。
GTフィッシングは大きな魅力を持っているが、きつい釣りでもある。どれだけ行っても、常に課題は山ほどあると思い知らされる。そんな中、毎度の事ながら、美味しいご飯に快適な客室で暖かく迎えてくれる克也船長の親父さん、民宿しまさきの皆さんには心から感謝している。加えて釣行を共にする仲間とのチームワークが、また次の挑戦への活力となるのだ。


タックル
芹川 
Tackle
Rod : RippleFisher Ultimo83ML(+ TRV-TZ TKWSG-TZ)
Reel : STELLA SW14000XG
Line : AVANI MAX POWER #8
Leader : Prosele nanodax casting shockleader #41
Lure : Carpenter GTγ120 / クウォーター ランページ210 / KZワークス シュリガーラ135

Rod : RippleFisher Ultimo82MH Nano
Reel : STELLA SW18000H
Line : AVANI MAX POWER #8
Leader : Prosele nanodax casting shockleader #41
Lure : ローカルスタンダード ダイブベイト240 / カーペンター GT−γ160ディアブロ




前田
Tackle
Rod : RippleFisher F-STICK GT77Flex Nano TEST No1
Reel : STELLA SW18000HG
Line : YGK ウルトラキャストマン FULL DRAG #10 / #8
Leader : Prosele nanodax casting shockleader #50
Lure : Extreme Lure ギガゲロオスギ 200g /  HAMMER HEAD しゃくれろーたー / HAMMER HEAD しゃくれろーたーJr / Extreme Lure デカゲロオスギ 110g

ロッド Ripple Fisher ULtimo83MLリール DAIWA SALTIGA 5500H
ライン YGK LONFORT ODDPORT #8
リーダー : Prosele nanodax casting shockleader #40 + ザイロンノット30号
ルアー HAMMER HEAD Cherry ASY 240・200 / Extreme Lureクルットー220HN 180g / fish trippers LeGrandTango 240












高負荷でのファイトを支えるファイティングベルトはしっかり安定するタイプがお勧め。
MCワークス TTベルト + SANSUI PELAGIQUE スーパーウレタンバックセーバーベルトSW


偏向サングラス
螢灰鵐戰奪ス社のPolaWing SPX 
より明るく驚くほどクリアーな視界。
レンズに使われているフィルムは高性能が要求される液晶ディスプレイ用偏光フィルムの技術をベースとして国内自社開発。


今回お世話になった南海(LIFE Fishing Guide Service)
080-5261-5462

民宿 しまさき
0997-26-7873

HP
http://www4.synapse.ne.jp/shimasaki/



今回宿泊した SELFISH  完全個室 冷暖房完備










乗船した南海




いつも精一杯種子島の海を案内してくれる克也船長




針先はいつも念入りにチェック。爪に立つかどうかが目安。




メンバーがルアーにヒットしたサメ




本館 しまさき での 夕食















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