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RunnerExceed 107BH Nano ライトセッティングについて

石川県のプロショップ「Seacret」の谷内口冬馬氏より、ショア青物ベイトロッドのRunnerExceed 107BH Nanoを使用した釣果画像をいただきました!!

谷内口氏は知る人ぞ知るベイトキャスターであり、今シーズンも数多くのヒラマサを107BH Nanoでキャッチしています。しかし、今回はロッドは同じ107BH Nanoですが、リールをいつものレバードラグからロープロモデルにチェンジしたライトセッティング仕様での釣果になります。

Tackle Data

Rod:Runner Exceed 107BH Nano
Reel:ANTARES DC MD
Line:ODDPORT #4
Leader:D-SPEC NYLON 40lb 8m(5ヒロ)
Lure:K2F142WL、MD Responder 129S
Hook:Pluggin Single 1/0、Sergeant JS-1 1/0

 

このライトセッティングのミソは、メインPE4号(アンタレスDC MDなら100m入ります)にナイロンライン40lbのロングリーダーを5ヒロ入れるという点です。

メインラインは青物のヒットにも耐えることが可能で、20~30gのミノーのキャストにも影響しない範囲でPE4号をチョイス。リーダーは軽いルアーをキャストする時にロングリーダーを入れてもレベルワインダーやガイドがキャスト時の抜けを阻害しにくく、かつミノーの操作性も維持できる柔軟性を求めてナイロンライン40lb。

通常のラインシステムで言えばメインPE4号とリーダー40lbはバランスが悪いですが、そこはロングリーダー(ナイロン5ヒロ)の伸びで衝撃を和らげてカバーします。

実際、ヒラスズキゲームにおいても、磯が荒れ気味の状況ではこの107BH Nano+ライトセッティング(ロングリーダー)は通常のヒラスズキタックルよりも強引にやれるというアドバンテージが得られます。また谷内口氏によると、このライトセッティングでヒラマサを掛けた場合もロングリーダーの伸びで魚が暴れにくく、ロッドパワーも相まってかなり粘ってくれるとのこと。

本来、RunnerExceed 107BH Nanoはガチンコ青物タックルでありながら、幅広い状況やターゲットもカバーできる汎用性を求めたモデルであり、「これ一本で様々な磯のゲームを楽しめる」をコンセプトにしています。

基本はベイトリールのガチンコ仕様でレバードラグタイプを使用し、ルアーサイズを下げたりミノー等でシーバスやヒラスズキ、マダイなどを狙うためにライトセッティングのロープロモデルも持っていくと、より磯の様々な状況に対応できるでしょう。

 

とは言え、このスタイルもベイトタックルの一つの例でしかありません。リーダーの長さや素材、ラインシステム、使用するルアーなど、アングラーの考える様々な要素により、多彩なスタイルの可能性があります。

実用性に根差した自由度こそが、ベイトタックルの最大の利点であり、面白い部分だと思います。

皆さんも是非、様々なスタイルにチャレンジしてみてください!!

 


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